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「問題を解決したいときには他人を巻き込むべき」ベストセラー東大生作家が提唱

Twitterの文字制限を有効活用して要約力をつける

 他人に意見を伝えるには、ものごとを簡単に要約しなくてはなりません。そして、要約するには本当に理解しておかなくてはならない。つまり、要約できるかどうかを知ることは、自分の理解度を図る指標になるのです。  こうしたことに着目し、僕はTwitterを用いた「140文字説明ゲーム」を考案しました。140文字とはTwitterの文字数制限ですが、140文字になにかをまとめて発信するのは意外と難しいもので、これをゲームと捉えたのです。  140文字説明ゲームのルールは至って簡単で…… ①今日あった出来事や自分が得た知識をTwitterでまとめてみる ②Twitterで投稿して、1日以内に「いいね」がついたらクリア  たったこれだけなのですが、他人から「いいね」してもらえるようなかたちにするためには、自分が得た知識をまとめ、「わかりやすいツイート」をしないといけません。  ちょっと大変ですが、このゲームをプレイすることで要約力を身につけることができます。さらには自分の知識を整理でき、「自分が本当に理解できているかどうか」を客観的に判断することもできるでしょう。はじめはハードルが高いと感じるかもしれませんが、やっていくうちに慣れてきて、効果を実感できるようになってきます。ぜひ実践してみてください!
(にしおか いっせい)東京大学3年生。偏差値35から2 浪後なんとか東大に合格。現在は東大書評誌『ひろば』編集長、「ドラゴン桜2 東大生プロジェクト『東龍門』」のプロジェクトリーダーなどを務める。著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』が12万部を突破。最新刊『東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>』が発売中
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東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>

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