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現役東大生が実践する「最速で目標達成する方法」

 トレーニングや勉強など、自分の成長のためには苦労がつきものだ。ところが、やり方を意識するだけで、“楽しみながら”成長することもできるという。そう話すのは、『東大式習慣』の著者で、現役の東京大学3年生である西岡壱誠氏だ。偏差値35から東大合格を果たすという一発逆転を果たした西岡氏がゲームの楽しさを取り入れた独自の「レベルアップ法」を解説。

楽しみながら自分を成長させるのが「ゲーム式」

 ゲームの考え方を活用して、人生を成功させる。そんな「ゲーム式習慣術」を僕は編み出しました。ここであえてゲームを取り入れたのは、“楽しみながら”成果をあげることができるからです。  これは、「ゲームが楽しい理由」を考えるとご理解いただけるかもしれません。僕が考えるに、ゲームの醍醐味とは、「ゲームをしながらどんどん成長していくこと」にあるからです。  ゲームのいいところは、自分の成長をダイレクトに感じられることにあります。はじめはイージーモードでも難しかったのに、何度もプレイするうちにハードモードでもクリアできるようになっていく。そうした「レベルアップしている」という感覚こそがゲームの面白さなのです。  あらゆることをゲームとして考えると、一回ダメだったからといって諦めるようなことがなくなります。「ダメだったらまたチャレンジしよう」というふうに考え、なぜダメだったのかを分析して次回に活かすサイクルを、ゲームとして楽しむことができるからです。  考えてみると、自転車の運転も逆上がりも、最初からできた人は少ないはずで、何度も失敗したあとでできるようになった人がほとんどだと思います。何であれ物事を達成するためには、何度も挑戦して、ゲームをクリアできるようになるほうが、「はじめから完璧にやろう」と考えるよりも何倍も合理的なのです。
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「レベルアップ」を意識することが成長のカギとなる
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(にしおか いっせい)東京大学3年生。偏差値35から2 浪後なんとか東大に合格。現在は東大書評誌『ひろば』編集長、「ドラゴン桜2 東大生プロジェクト『東龍門』」のプロジェクトリーダーなどを務める。著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』が12万部を突破。最新刊『東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>』が発売中

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東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>

偏差値35からはい上がった東大生が「<最強の効率>を生み出す習慣」を初公開! 落ちこぼれだった著者はいかにして「大逆転」を果たしたのか?

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