スーパーカーよりも高額な世界一高い酒たち 1本4億円以上、6500個のダイヤ付きも
― 30代が知らないと恥ずかしい! 今さら聞けないお酒のキホン第22回 ―
世の中にはすさまじく高価なお酒があります。もう普通に飲むためのものというよりは、美術品や投機対象になっています。まあ、酒好きとしては酒のつまみとして楽しめるネタでもあるので、今回は高嶺の花どころではない超絶高額なお酒を紹介します。
まず、ジンはあまり高額商品の話は聞きません。そんななか世界で最も高価なジンと謳って販売されているのが、「Silent Pool Gin」のスペシャルボトルです。9リットル入りの瓶に24種類のボタニカルの絵が描かれており、価格は7000ドルです。ちなみに、通常の「Silent Pool Gin」は6000円程度で購入できます。
ウォッカではなんと言っても、「Billionaire Vodka」でしょう。その名も「億万長者のウォッカ」で、価格は375万ドル(1ドル113円として約4億3000万円!)。なんと濾過の最終工程で、ダイヤモンドと宝石の粒を使うのです。瓶にも3000個のダイヤモンドをあしらっています。
テキーラも負けていません。2010年に発売された「Ley Diamante」の価格は350万ドル。テキーラはブルーアガベの7年熟成ですが、ボトルはメキシコのアーティストがデザインしたプラチナ製で4100個ものダイヤモンドをあしらっています。
ブランデーにもすごいボトルがあります。「Henri IV Dudognon Heritage Cognac Grande Champagne」の価格は200万ドル。100年以上樽熟成した原酒を詰めたボトルは、24金のイエローゴールドとスターリングプラチナ、そして6500個のブリリアントカットダイヤモンドで飾られています。
ウォッカ、テキーラ、ブランデーは、すごい価格ですが、装飾品としての価値がメインを占めていそうですね。では、宝石を使っていない高級ウイスキーの価格をチェックしてみましょう。
世界一高価なジンは?
世界一高価なウォッカは「億万長者のウォッカ」
4100個のダイヤモンドが散りばめられた世界一高価なテキーラ
世界一高価なブランデーのダイヤモンドは6500個!
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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