雑学

もし我が子が発達障害だったら…公園デビューで知った周りの子との違い

もし、自分の子供が発達障害だったらどう対処すべきか?


大人の発達障害

※写真はイメージです(以下、同じ)

「長男は発育が遅かったものの、特に正常の範囲外というほどではありませんでした。でも1歳を過ぎるあたりから、ちょっと普通じゃないのかな、と思うようになり……」

 母と手を繋ごうとしない。極度の偏食。抱っこしても激しく癇癪(かんしゃく)を起こしてエビ反り。目を合わせてくれない――。

 我が子に表れた特性をこう語るのは、自らADHD当事者で発達障害グレーゾーンの長男と次男を育てている、漫画家のモンズースー氏だ。幼少期の子供の場合は発育や発達の早さに個人差があり、何が標準でどこからが違うのかは判断しにくい。その兆候は定期健診の際に専門家に指摘されて初めて気づくことが多いという。

「1歳半健診の待ち時間に、ついにイライラが爆発してしまって、激しく癇癪を起こしたんです。そこを保健師さんが見てくれていて、親身になって話を聞いてくれたので助かりました。その保健師さんに勧められた支援センターで心理士さんに診てもらった結果、長男は『発達障害グレーゾーン』だと診断を受けたんです」

 ショックを受け、発達障害についていろいろとネットで調べるうち、自分自身もADHDに当てはまるのではないかと気づき、さらに打ちのめされる。もしかしたらこれは遺伝かもしれない。すべて自分が悪いのではないか。次男の出産も近づいており、そんな思いにさいなまれたという。

 しかし、自身が医師からADHDの診断を受けたことで、むしろ発達障害という自分のカテゴリーを見つけたという思いもあり、それまで感じていた「生きづらさ」が少しだけすっきりしたという。

「私自身の得意不得意、これまでのことを考えることで、この子のことも少し理解できたんですね。『こういうところが苦手なんだから、無理をさせないようにしよう』という気持ちになれたんです」

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公園デビューとともに周りの子との違いを認識

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発達障害グレーゾーン

徹底した当事者取材! 発達障害“ブーム"の裏で生まれる「グレーゾーン」に迫る





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