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モチベーションは人間関係からしか生まれない

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第99回

モチベーション モチベーションは人間関係から生まれます。周囲と歯車が噛み合ってないと、内心で頑張りたいと思っていても空回りしてしまいます。

 その歯車になるのが役割です。私たちはお互いを「親と子」「教師と生徒」「お店とお客」といった役割の結びつきで見ています。そして、その役割に従って、お互いに要求を出します。その要求に応えようとするのが「やる気」です。

 たとえば仕事の場合、お客さんの「欲しい」という要求があって、お店は商品やサービスを提供します。また会社からお給料が支払われるのも、会社の要求に応えているからです。それが仕事の本質です。

 それなのに「働くのはお金をもらうため」とヒトを絡めずにモノだけで考えると、お客さんとも自分の会社とも繋がることができません。その結果、「どうせもらえる給料は同じなんだから、手を抜いた方が賢い」と考えて、やる気のない社員ができあがります。

 また、集客やセールスの勉強には熱心でも、いざ働いてみるとやる気が出なくて悩む場合もあります。これもまた「役割意識の欠如」が原因です。「こうすれば稼げる」というロジックに囚われて、自分がどんな相手をお客さんにして、どんな役割を担おうとしているのかが不明確だと、そうなります。

 大切なのは、お互いが役割で結びついていると知ること、そして自分が納得できる役割を見つけることです。相手の要求に応えるのは大変です。その大変さをやりがいに感じられるような役割でなければ、頑張れません。

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しかし、役割は簡単には見つからない

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