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大掃除は「一部屋一目的」を徹底すべし

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第275回 スティック型掃除機

運気を上げる部屋片付けのコツ

 年末が近づき、そろそろ大掃除について考え始める時期になりました。大掃除では雑巾がけや天井のすす払いだけでなく、一年間で溜まった不用品を処分するタイミングでもあります。そこで今回は運気を上げる部屋片づけのコツについてお話しします。  運気を上げる部屋片付けのコツ。それは「一部屋一目的(1Room1Purpose)」です。たとえば寝室ならば、睡眠に関係するものしか置かないようにします。仕事部屋ならば、仕事に関係するものしか置かないようにします。  このように「その部屋の目的と関係ない道具は締め出す」という方針で部屋を片づけて、どの部屋にも置き場がない物は捨てることで、生活や仕事がしやすい空間ができあがります。

一部屋一目的で運気が上がる?

 こうした部屋片づけで運気が上がるのは、「時間の使い方」は「空間の使い方」で決まるからです。仕事は仕事部屋(書斎)でする。睡眠は寝室で取る。食事はダイニングで取る。このように部屋の使い方にメリハリをつけると、自分の行動をコントロールしやすくなります。  反対に一つの部屋に複数の目的を持たせてしまうと、どっちつかずになって生活や仕事が滞りやすくなります。たとえば、私の相談者は実家の自室でフリーランスの仕事をしていました。そのため「睡眠を取るためのベッド」と「仕事をするためのパソコン」が同じ部屋に置いてありました。その結果、睡眠と仕事の質の両方が下がっていました。 「仕事」と「睡眠」は正反対の時間の使い方です。このように本来異質な目的を同じ部屋に持たせると、メリハリがつかなくなります。この相談者も「本当は仕事をしなくてはいけないのに、ついベッドで寝転がってしまう休んでしまう」ということが起きていました。
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「なんだか調子が悪い」のは部屋のせいかも
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コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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