更新日:2021年11月06日 07:35
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初心者のための失敗しない葉巻とバーの楽しみ方

香りを楽しむシガーの吸い方

 火を付ける際は、着火面に遠火を当てて焦がし、その後口にくわえてふかします。紙巻きたばこより格段に着きにくいので、ゆっくり着火しましょう。ターボライターを使うと着きやすいのでオススメです。逆に、匂いが移ってしまうので、オイルライターや通常のマッチを使うのは避けたほうがよいでしょう。  シガーバーで吸う場合、カットと着火をおまかせできることが多いでしょう。火を付ける際も、当たり前ですが店員が口を付けることはありません。ターボライターで強引に着火するか、シガーマッチと独特な技術で火を付けて、渡してくれます。火を付けてくれない場合でも、カッターやライター・マッチを借りることはできるはずです。  火が付いたら、吸います。紙巻きたばこと異なり、葉巻はふかして、肺に入れません。香りを楽しみます。しかし、口や鼻の粘膜から、十分以上のニコチンが吸収されるので、物足りないと言うことはありません。煙を楽しむのですから、上を向いてひょっとこみたいに吐き出すと言うことはしません。自分の前のあたりにふわーっと吐き出すイメージです。  持ち方は、鉛筆を持つように持ったり、小指以外の4本指でつまんだりと自由です。しかし、紙巻きたばこのように二本指で挟むのはかっこ悪いのでオススメできません。また、火が付いている先端を人に向けず、自分の方に向けて持つ方が事故が起きずスマートです。

鉛筆を持つように持ったり、小指以外の4本指でつまんだりと持ち方は自由

 灰の扱いも紙巻きとは異なります。吸う度に、ばんばんと灰皿にたたきつけて灰を落とすようなことはしません。自然に落ちるまで、可能な限り付けっぱなしにしておきます。  葉巻はずっと吸い続けるモノではありません。一口吸ったら、灰皿に水平に置き、会話やお酒を楽しみましょう。思い出したように吸うくらいでもOKです。燃焼材が入っていないので、置いておくとそのうち消えてしまいますが、また着火すればOKです。短めの葉巻だと30~60分くらいで吸い終わるでしょう。
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葉巻にピッタリのお酒は?
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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