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都内で買えるミャンマー食材を検証。買って後悔&おすすめの食材

 在日ミャンマー人が多いと言われている高田馬場。  JR高田馬場駅の近くにある「タックイレブン」というビルの中には、ミャンマー系のレストランや雑貨店が多く集まっている。そのマンションの8階にあるのが、ミャンマー食材のみを扱う専門店『フジストア』。店内には、くるくるとした文字が特徴のビルマ語で書かれた食材が陳列されている。エスニック料理をこよなく愛する筆者でも、「これは一体何なのか」、「どうやって食べるのだろう…」と疑問に思うものばかり。  なので今回はあえてエスニック料理が苦手だという友人にも協力してもらい、ミャンマーの食材が日本人の口に合うのかどうかを実際に検証してみた。  今回筆者が訪れたのは、8階の一番奥に位置する店『フジストア』。ビルマ語が飛び交う店内に恐る恐る入り、気になった食材について思い切って伺ってみた。すると「ここに来る日本人は珍しい」と言いながらとても喜んで下さり、片言な日本語ながらひとつひとつ丁寧におすすめの食材とその調理方法について教えてくれた。

おすすめ食材 ミャンマー料理と言えばコレ!

 最初に「おすすめは何ですか」と聞いて渡されたのが『ラペットゥ』と呼ばれるお茶の葉サラダ。ミャンマーを代表する国民食らしい。  袋の中には干しエビと揚げ豆と茶葉が入っている。「これらに千切りしたキャベツとトマトを入れて食べてみて!」と言われたので購入した。  ビニールを開けると早速アジア料理特有の、癖のあるにおいが。友人と本当に美味しいのだろうかと半信半疑になりながらキャベツとトマトを混ぜ合わせる。 混ぜると独特な匂いは消え、見た目もなんだか美味しそうだ。  実際に食してみると、かなりのスパイスが効いていて驚いた。味は、干しエビの塩気と茶葉の酸味が野菜に程よく絡み合っていて美味しい。そして何と言っても揚げ豆のカリカリとした食感が病みつきになるのだ。思わずビールを取り出し、乾杯。 「サラダがビールのおつまみにもなる!」と全員から大好評だった。 「ミャンマー人の女性はみんな好きで良く食べているよ」と言われて渡されたのが『マリアン』。日本ではあまり見られない果物をさとうきびと塩でもみほぐしたものらしい。「そのまま食べてみて。ご飯にも合うよ」と言われて購入した。  見た目から味が想像しにくいためか、最後まで皆食べるのを躊躇していた。実際に食べてみると、まるで干し梅のような甘酸っぱい味。しかし、食感は干し梅に似つかずシャキシャキしているので、頭の中で「こういう食べ物である」と認識するのに時間がかかった。  確かに、食べるとだ液が止まらない感じがご飯のお供には最適だった。味に関しては全員「問題ない」という意見だったので、食感に慣れればもっと美味しくいただくことが出来そうだ。
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「これ犬用?」賛否両論食材
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〇店舗情報
『フジストア』
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2丁目19-7
電話番号:03-3200-8480
定休日:不定休
営業時間:10:30~0:00

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