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仕事にやりがいを感じないときに他人から学ぶ方法

 やりがいというのは主観的なものです。ロースタリーのスタッフは自分の仕事にやりがいを感じている、少なくとも私にはそう見えましたが、では私がロースタリーで働いてやりがいを感じられるかというと、そこまで単純ではありません。もしやりがいについて論じるならば、それは誰かが押しつけられるものではなく、「本人がどう感じるか」という心がテーマになります。  心というのは最終結果です。どんな立派なお題目が掲げてあっても、どんな難しい理屈が並べてあっても、そこにいる人の心が曇っていれば、何かが間違っている、もしくは何かがズレています。それは仕事内容かもしれませんし、人間関係かもしれませんし、勤務時間かもしれませんし、給与体系かもしれません。  ただ、そうした分析では自分のやりがいはなかなか見つかりません。自分というのは、他人と接してはじめてわかります。他人の仕事に接すれば、自分の仕事に対する自覚が深まります。いわゆる「人のふり見て我がふり直せ」です。  もしあなたが自分の仕事にやりがいを感じられていないのなら、休日を使って、スタッフがやりがいを感じている飲食店に出かけてみましょう。自分と相手のギャップから、何かが見えてくるかもしれません。ロースタリーはその候補になると思います。東京観光の際は、ぜひ足を運んでみて下さい。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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