恋愛・結婚

あなたの恋愛がうまくいかないのは「他人に興味ないから」かもしれない

誰かといても自分のことばかり考えていた過去

 私は小学5年生から中学3年生まで女子からの典型的ないじめによって、女子の輪に入れなかった一人です。いじめは思っている以上に私の自尊心を傷つけ、その傷を隠すようにたくさんの壁を自分に作ってきました。 女性 中学2年生で転校して、そこでもイジメにあったときに、私は「女子の輪に入れないのではない。男子と一緒にいるのが楽しいだけ」と思い込むようにし、壁を作り、傷を隠してきました。  16歳でグラビアアイドルになったときには、無意識に「絶対、高校で女のコに嫌われる」と感じていたのでしょう。自分から輪の中に入ることをやめました。  しかし、私が選んだ高校に通う女のコは、自分のやりたい事をやっている女子ばかりで、むしろ私の写真集を買ってくれたり、応援をしてくれました。そのギャップに、当初は「でも、本音ではどう思われているのだろうか」と恐怖心さえあったのを覚えています。  人間関係の小さな失敗の積み重ねから、人は自分を守るためにある一定の距離から踏み込むことを恐れます。過去の体験をきちんと消化できず、トラウマとして今の思考や行動に反映させている。  これが他人に興味を持てなくなる原因のひとつです。  他人に興味を持てない人の特徴は、人と話しているときに「次は何を話そうかな?」「今自分は変じゃないかな」「このコミュニケーションで合ってるかな」と自分に矢印を向けてコミュニケーションをとっています。  そのため、相手との会話を拾えず、何を話したのかわからないのです。

過去を受け入れることでコミュニケーションがスムーズに

 しかし、「恋愛をしたい」「結婚をしたい」と感じている時点で、本当に他人に興味のないままでいたい人ではありません。自分の過去を振り返り、他人に興味を持つことを恐れている自分は、どのような事象の積み重ねからできあがったのかを考えてみましょう。  そして、その事象を失敗だった、傷ついた、苦しかったと捉えているのだとしたら、その捉え方を変化させ、「それがあったから、今こうなった」と捉えるようにしてみてください。  マインドを整えるのは、一日二日でできることではありません。私自身も、過去のイジメがあり、そのことで女性に対して踏み込んでコミュニケーションを取るのが苦手だったんだと気づいたとき、「私は実は女性の輪の中で女子会をしたかったんだ」とやっと認めることができ、過去の出来事を消化することができました。  今は、イジメから逃げて男子の中で遊んでいたからこそ、男心を理解できる私がいると捉えています。過去を学びにし、完了できたときに、相手に興味を持つことを恐れずに女性とコミュニケーションができるようになります。  自分の中にあるいい男の原石を磨き続けることこそ、好きな人と一生を添い遂げられるポイントになる! 皆さんの今年のクリスマスは素敵な一日になることを願っています。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
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