更新日:2023年04月19日 21:00
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初心者でも釣りの魅力は味わえる。おすすめの爆釣スポットは…

近場の公園でサクッと楽しむ「フナ釣り」

 釣った魚を食べなくても良いなら、“フナ釣り”がオススメ。淡水魚なので海まで行く必要がなく、近場の公園の池などで釣れるのだ。 「釣りの世界には『フナに始まりフナに終わる』という格言があり、かつてフナは身近な川などで簡単に釣れる魚でした。いろいろな釣りを経験して年配になったあとも、再びフナに回帰するのです」(高崎氏)  「ウサギ追いしかの山~、小ブナ釣りしかの川~♪」でおなじみの童謡「ふるさと」にも登場するフナは、ザリガニ釣りのような感覚で一年中釣ることができ、いい気分転換になりそうだ。  都内であれば、「行船公園」(江戸川区)、「元渕江公園」(足立区)、「水元公園」(葛飾区)、「見次公園」(板橋区)、「赤塚溜池公園」(板橋区)、「清水公園」(目黒区)、などが、身近なフナ釣りスポットとしてあげられる。探してみると、結構あちこちにあるようだ。
足立区・元渕江公園

足立区・元渕江公園 (c)週刊つりニュース

「『上州屋』、『キャスティング』など大手の釣具店に行って、初心者向けの釣り具セットを買いつつ、近場のフナ釣りスポットを教えてもらうのも良いでしょう。釣り具セットは初心者向けのものであれば、2000円程度で売られています」(高崎氏)  エサは粘土状の練りエサのほか、「フィッシュワゲット」という名称のチューブ状のエサも扱いやすい。 「釣りは何歳からでも始められますし、すごく良い暇つぶしになりますよ。釣れたらもちろん楽しいですが、釣れないときも散歩がてら場所を移動したり、のんびり釣り糸を眺めていたり、自然と戯れることができます。釣れない時間も楽しむ余裕があるといいですね」(高崎氏)  近くにフナのいる公園があれば、サンダルを履いて自転車でぶらりと行ってもいいし、費用もエサ代ぐらいしかかからない。まずは釣り具屋さんに行ってみるところからスタートするとよさそうだ。普段とちょっと違う休日をエンジョイできるはず!<取材・文/西谷 格>
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