更新日:2020年01月10日 15:24
ライフ

理屈で行き詰まったら理屈を超えるしかない?

 自分や自分の仕事について考えるようとすると、つい部屋で一人で考え込んでしまいがちだ。しかし、そんな風に考えても、ただ悶々とするだけで納得のいく答えは出てこない。なぜなら自分とは、自分以外と接することで初めて明らかになるものだからだ。 「カルティエ時の結晶」展はこのことをアクセサリーや時計といった具体的な物体によって教えてくれる。美術展は「すごい人のすごい作品を見て終わり」ではない。自分との共通点を見出すことで、自分の生活や仕事に生かせる、そんな自己啓発的な側面を持っている。  先日、あるトークイベントで美術展に行くメリットについて話したところ、イベント後に美術オークションに携わる方に声をかけられ、名刺を交換する機会があった。彼によると、アートに対する興味関心が愛好家に限らず一般の間でも高まっているらしい。「ロジカルに考えるだけではうまくいかないことがわかってきて、生活や仕事のヒントをそこに求めているのではないか」と話していた。  もちろん単に宝飾品として見るだけでも、普通に暮らしていたらまず見ることのないような宝石のまばゆい輝きは目の保養に十分なる。「カルティエ時の結晶」展は12月9日まで約2か月間開かれている。もし興味がわいたなら、ぜひ行ってみてほしい。きっと参考になるものが見つかるだろう。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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