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iPhone 11 Pro Maxから一世代前のXS Maxに出戻って感じたこと

意外に重宝していた「ナイトモード」…カメラの性能もぜんぜん違う

 もう1つの違いは、想定通り。すでにお伝えした通り、iPhone 11 Pro Maxの最大のウリはカメラだ。トリプルレンズの使い分けも便利なのだが、何よりぐっとくる撮影体験をもたらしてくれるのが超広角カメラ。同じ場所から、より広い範囲を撮影できるのはとても楽しい。観光旅行やレストランで大活躍してくれる。この超広角撮影ができなくなるのは大きな痛手。

iPhone 11 Pro Maxの超広角で撮った写真。観光客がなるべく入らないようにするためにマーライオンにすごい近づいているのにこの写真が撮れる

 もっときつかったのが「ナイトモード」がなくなったこと。iPhone 11 Pro Maxは、薄暗いところでも明るくキレイに写真が撮れる。なんなら、人の目で見るよりも鮮明な写真にのるのが驚きだ。iPhone XS Maxもカメラの画質には定評のあるモデルだったのだが、薄暗いバーでの撮影には雲泥の違いが出てしまう。

暗いバーで撮ったナイトモードの写真。実際は薄暗かったのに、蛍光灯の下にいるようだ

 これまでは「2世代以上前のユーザーなら、ぜひiPhone 11 Pro/Pro Maxへ乗り換えるべし!」と言っていたが、こうなるとiPhone XS/XS Maxユーザーにもオススメしたい。実際に、すでに筆者にはiPhone 11 Pro Maxの禁断症状が出始めている。せっかくの買い換えチャンスなので、今度は色を変えてみようと検討中だ。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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