恋愛・結婚

「結婚を急いでしまう人」はなぜ信用をされないのか?

 皆さんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。  今回は「信用」と「信頼」の違いについて考え、「なぜ出会った人と恋人同士になれずに縁が切れてしまうのか?」について理解を深めてもらえたらと思います。

山本早織

 恋愛に発展させるためには、まず出会ってから「信頼関係」を築くことが重要です。しかし、多くの人は出会って「この人と恋愛関係になれるのかな」と言う視点で相手を見ているのですが、実はそれは見当違い。「恋愛」以前に「信頼」という関係構築する必要があります。  最近、アプリなので簡単に出会えることもあり、ほとんどの人が「出会い」というものを軽く考えていて「どんなアプリを使ったら見つかるだろう」と、人間関係を構築する方法ではなく、そのツールを自分に当てはめようという思考が働きがちです。
結婚

※画像はイメージです

信頼関係を築くには「信用」の積み重ねが必要

 ところで、皆さんは「信用」と「信頼」の違いについて考えたことがありますか? 先日、私は信用と信頼についてビジネスの場で学ぶ機会をいただきました。そのときに「これはまさしく結婚や恋愛に通じてるものだ」と感じました。  まず、信用とは「信用照会」とか「信用取引」と言う言葉があるように信じるに値するかどうかを一方向からの判断していること。なので「信用関係」という言葉はないですよね。双方向の関係性を表す言葉ではないからです。  一方、信頼とは「信頼関係」という言葉が一般的なように、自分と他者との関係性を表す言葉なので双方向。そして、結婚はまさしくこの信頼関係が必要なのです。  では、どのようにして信頼関係を築くのでしょうか?  まず、信頼関係を築くには単一方向の信用を積み重ねることが必要です。ビジネスの場でいえば、信用とはその人自身が過去に行ってきた経歴や実績などから、「信用できるのか」を判断します。私でいうと『日刊SPA!』で記事を書いているということや、結婚相談所での成婚率などが「信用に値するのか?」を判断される上で重要な情報になっているのではないでしょうか。  そうなると、信用できる情報がない起業当時だと、信頼関係も築けないということになってしまいます。ただ、信用とはあくまで単一方向から判断する過去の材料にすぎません。  結婚相談所でいうと、「年齢」「学歴」「職歴」「年収」「顔」などになりますが、これだけで結婚相手を判断することは不可能なはずです。信頼関係を築く上で合わせて必要になってくるのが人間性。その人の人柄、考え方、自分とのフィーリングなど、人間性が合うか合わないか。人間性をいいと感じるのか感じないのか。そこに触れることで「関係を築ける人なのか?」ということを私たちは判断しています。
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「共通の価値観」はいかにして築くのか?
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