ハートモチーフの「アリ」と「ナシ」の基準について、にゃんまるさんがこう話す。 「人を選びそうなデザインかどうか、に集約できるかと思います。大ぶりのものや、ピンクなどのカラーもの、ハートがあまりに女のコらしすぎるものに関してはどうしても人の好みが出てしまうものかと思います。あとはブランドがあまりに強調されているものなども身につけにくいと個人的には思います。 　今回の件でたくさんDMやリプライをいただいたのですが、『私が持っている服に合わないから』という理由が多く見受けられました。『私のことをよく見てくれてない』と感じてしまっているのかもしれません」（にゃんまるさん、以下同） 　それでは、「アリ」のハートモチーフはどのようなものがあるのだろうか？ 「ハートとしての主張が強くないもの、だと思います。何にでも合わせやすく彼女がどんな服装でもどんな場面でも使えるようなハート。オフィスで身につけていても違和感のないもので考えるといいかもしれません。そんなシンプルなデザインであれば、人を選ばないのではないでしょうか」 　実際に、日刊SPA！が行ったアンケートのコメント欄にもこのような意見が目立った。 【アリ】 ・自分のことを考えて買ってくれたのなら嬉しいから（22歳・未婚・学生） ・あまり大きすぎるのは嫌だが、ワンポイントなら可愛くてあり（23歳・未婚・学生） ・デザインにもよるが、小ぶりで可愛いものならつけていても邪魔にならないから（27歳・未婚・無職） 【どちらかと言えばアリ】 ・個人的にはシンプルなデザインのものが好きだが、ハートといってもデザインが良ければ問題ない。クリスマスならハートのデザインというのも定番。（29歳・既婚・専業主婦） ・相手の人が考えて購入してくれたのならばあり（28歳・未婚・会社員） 【どちらかと言えばナシ】 ・シンプルなものが好きだから（27歳・既婚・会社員） ・定番すぎるしデザインが可愛くない。アクセサリーを貰うなら一緒にお店に行って決めたい。（26歳・既婚・専業主婦） 【ナシ】 ・甘い系のデザインは、好きじゃないから（29歳・未婚・会社員） ・女性にはハートを送っておけ、みたいな安易さを感じるから（24歳・未婚・会社員） 　つまり、男性がプレゼントを選ぶ際に意識すべきは、「ハートのネックレス自体が良い悪い」ではなく、そもそも「贈る相手のことをしっかりと考えられているかどうか」が大切なのだ。好みは人それぞれ。「とりあえずなんでもいいだろう」ではなく、相手の好みや普段の服装なども観察した上で喜ばれるプレゼント選びをしたいものだ。＜取材・文／松本果歩＞ 【調査概要】 調査方法：アイブリッジ（株）提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。 調査期間：2019年12月4日 有効回答者数：20歳から29歳　全国の女性100名
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X（旧Twitter）：@KA_HO_MA