「まっとうな保守」だった中曽根康弘元首相の死/古谷経衡

’83年1月11日、韓国・ソウルを訪問した中曽根康弘首相(右)は、韓国の全斗煥大統領(左)と会談を行った。対韓国外交を特に重視していた中曽根氏は、韓国への経済協力を約束。’84年には韓国の元首として初めて、全氏の訪日が実現した。写真/時事通信社
「まっとうな保守」だった中曽根康弘元首相の死/古谷経衡
アジア諸国との友好関係構築は評価されるべき
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(ふるやつねひら)1982年生まれ。作家/評論家/令和政治社会問題研究所所長。日本ペンクラブ正会員。立命館大学文学部史学科卒。20代後半からネトウヨ陣営の気鋭の論客として執筆活動を展開したが、やがて保守論壇のムラ体質や年功序列に愛想を尽かし、現在は距離を置いている。『愛国商売』(小学館)、『左翼も右翼もウソばかり』(新潮社)、『ネット右翼の終わり ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか』(晶文社)など、著書多数
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