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今年の初詣、2020年にゆかりのある神社・仏閣は?

 新しい年があけた。新年のはじめといえば初詣が定番の行事だ。2020年に創建100年を迎える明治神宮は例年300万人以上の参拝客をあつめる。
初詣

「とりあえず」参拝をしている人がほとんど?

 しかし、宗教感覚の希薄な日本人の多くは「とりあえず」で参拝してはいないだろうか。せっかくなら、その年にゆかりのある寺社仏閣に参拝してみてはどうだろう。

2020年の守り本尊

 お寺や仏像が好きでない人にはあまり知られていないが、仏教には干支ごとに担当の仏がいる。これを「守り本尊」といって2020年の干支である子年の守り本尊は「千手観音」である。誰しも名前を聞いたことがあり、その像容もイメージできるメジャーな尊格だが、実は都内で同像を本尊とするお寺はあまり多くない。
寛永寺清水観音堂公式HP

画像:寛永寺清水観音堂公式ホームページ

 そんな中、上野公園にある寛永寺清水観音堂の本尊が千手観音像である。その名の通り、京都の清水寺を模して作られた同寺には本場より少し小ぶりではあるが「清水の舞台」まで設えられている。  長年にわたって栄華を究めた京都に倣って徳川2代将軍がつくらせたもので、不忍池も琵琶湖に倣って造られている。千手観音はあらゆる悩みを救済するために数多くの手をそなえたもので、悩み多き現代人の初詣にはうってつけだ。
西国五番 葛井寺ホームページ

画像:西国五番 葛井寺ホームページ

 ちなみに千手観音、実際に1000本の手があるわけではなく、40本の脇手で表されることがほとんどだ。しかし、日本にわずか数体だけ実際に手が1000本の手を持つ千手観音を安置するお寺が存在する。仏像の美しさとしても白眉なのが大阪の葛井寺と奈良の唐招提寺だ。関西地方の方は、この機会に本当に1000の手を持つ千手観音に参拝してみてはいかがだろう。  また、自分の生まれ年の守り本尊を祀るお寺に参拝に行くのも良い。知らなかった時は「なんとなく」手を合わせていた仏像も「自分の担当」だと思うと、なんだかありがたいような気がしてくる。
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