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お坊さんに聞く初詣のNG行動…神社仏閣のハシゴ、お守りの複数持ちってアリ?

 年末年始といえば、家族や友人、恋人との初詣。心機一転、1年の目標や無病息災、開運を祈願する。甘酒などの出店も楽しみだ。関東圏では、日本屈指の参拝者数を誇る明治神宮などの神社に限らず、成田山新勝寺や川崎大師などお寺に足を運ぶひとも多いという。しかしながら、参拝に訪れた際になにげなく行っていることが、じつはNG行動だったら。 「もしかして、罰当たり……!?」  そんな不安もあるだろう。そこで今回は、様々な疑問や不安をお坊さんにぶつけてみた! お坊さん

初詣のNG行動をお坊さんに聞いてみた!

 今回、話を聞かせてくれたのは都内在住の僧侶・山田さん(30代前半・仮名)。「宗派やお寺によっても異なりますし、あくまで私個人の考えです」と前置きしたうえで質問に答えてくれた。まずは、お寺での基本作法からおさらいしていこう。 ・寺院の門(山門)で一礼 ・手水で清める(※お寺にもあるが「どちらかといえば神社の作法」とのこと) ・香閣(こうかく)の線香の煙でお清めをする ・お賽銭をいれてから手を合わせてお願い事をする(※手をパンパンと叩くのは神社の作法) ・一礼する

神社やお寺をハシゴするのはアリ?

 “初”詣といいながらも1日は家族(恋人)と、次の日は友達と……初詣をハシゴするひともいるのではないか。なかには神社とお寺を行ったり来たり。そもそもハシゴするのはアリなのか? 「特に問題ありません。お寺や神社でそれぞれに違ったご利益があると思うので、そのときの自分のお願い事に合わせてお参りしてもらえればいいかなと」

お守りを複数もっていると神様・仏様が喧嘩する?

 昨今のパワースポットブームなどもあり、各所のお守りを集めているひともいるかもしれない。しかし、インターネット上には「仏様や神様によっては仲が悪く、逆効果を招く」という意見も見られる。果たして、どうなのだろうか。 「神様と仏様が喧嘩すると言いますが、人間は弱いものだから、頼る術がないと神や仏におすがりする。これは当たり前のことです。ひとつの神(神社)のお守りを頂いたとしても同じような守護の力がある寺院の力にもおすがりしたくなる。これは人間の自然な願いであって、否定するものではない。したがって、神社から頂いたお守りと仏閣を参詣して頂いたお守りがぶつかり合うことはありえないと思います」
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おみくじのNG行動は?
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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