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ダイソンの掃除機はやっぱり凄かった。毎日掃除したくなる

小型・軽量ながら文句なしの強力吸引力!

ジバラーガジェット

従来のV8に比べパイプが短く細くなったことで、腕にかかる負担が大幅に軽減された。ヘッドもコンパクトになり、ソファやテーブルの下にも入りやすい設計に

●Dyson V8 Slim Fluffy+ 価格:6万4900円(税込み)サイズ:D1123×W250×H210㎜/重量:2.15kg  ネットで掃除機の買い替え寿命を調べると概ね6~7年とのことだった。我が家の掃除機は’19年でちょうど7年目。重く、うるさく、コード式のこの子の後継機は何にしようかと考えていたところ、Dysonから’19年8月にコードレス掃除機「Dyson V8 Slim」シリーズが発表された。  これは’16年に発売されたV8シリーズを、日本の住宅環境に合わせて小型・軽量化したモデルになる。Dysonの掃除機はずっと欲しかったが、今までのモデルに比べてコンパクトなこのモデルは2LDKの我が家にはジャストなサイズ感。筆者は7点のツールが付属する「Dyson V8 Slim Fluffy+」というセットを購入。結果として’19年でも屈指の良い買い物となった。  吸引力に関しては言わずもがな、フローリングもラグカーペットもしっかりとキレイにしてくれる。このコはとにかくコンパクトで、使いやすいのが何よりの魅力だ。掃除機というとセッティングまでの手間暇や、さぁ掃除するぞという心構えなどをつくる必要がある(と思っていた)が、コンパクト&コードレスであるこちらは非常に手軽に使えてしまう。
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今週のジバラー・ヤマダユウス型

 ソファの下にホコリを見つけたら、専用台からサッと取り出して吸って、終わり。コードレス掃除機としての使いやすさはもちろん、十分な吸引力も備えているから、「とりあえず」感覚で本気レベルのお掃除ができてしまうのだ。  また、動作音の静かさにも感心した。Dysonの掃除機は強力な吸引力と引き換えに大きな音を出すものと思っていたが、「Dyson V8 Slim」は、通常モードなら深夜3時でも使えてしまうほど静音。さすがにパワフルモードだと気になってくるが、通常モードでも吸引力には問題ない。このあたりも、日本の住宅環境によく適していると思う。  ただし、「V11」シリーズに比べると小型軽量ではあるものの、ゴミの捨てやすさ、そして吸引力という点で一歩劣るのは確かだ。また、液晶ディスプレイも備わっていない。小型軽量の使いやすさを選ぶか、最新機能を選ぶか、どちらが自分の家にマッチするかは吟味したほうがいいだろう。  しかし、まさか自分が毎日掃除機をかけるようになるとは。ありがとう、Dyson。おかげで我が家は毎日快適です。
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Dyson V8 Slim Fluffy+のここがスゴイ!
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