アクションカメラ「GoPro」活用術。何気ない日常が映画のワンシーンに
今回、筆者が買ったのはGoPro HERO8 Blackに折りたたみ式のバックパックが付いた初回限定ボックスセット。GoProと聞けばサーフィンやスノーボード、キャンプにバイクなど、アクティブに行動する人たちが使うカメラというイメージが強いだろう。
しかし、小型で手のひらサイズのこちらは日常を記録する道具として十分すぎるスペックを誇り、スマホとはひと味違った映像を撮影することが可能だ。
GoPro HERO8 Black
価格:5万5880円(税込み)/サイズ:高さ48.6×幅66.3×奥行き28.4mm/重量:約126g
さて、GoProを手にしたらまずは街へ出かけよう。海や雪山ではない。近所の商店街でいい。そして何げない日常を撮影すれば、映画のワンシーンさながらの非常に滑らかな映像が撮れているのに驚くだろう。
これはハイパースムーズ2.0という強力な電子手ブレ補正機能がなせる業で、高級なジンバル(スムーズな映像を撮影するための道具)を使わずとも単体で驚くほどの効果を発揮する。
次におすすめしたいのはタイムワープという機能。まるで空飛ぶ絨毯に乗って撮影したかのような早回し動画が簡単に撮影できてしまう。街を歩き回りながら撮影したタイムワープ映像はスマホで撮った動画とは別次元の仕上がりだ。
もちろん写真撮影もおすすめ。逆光や明るすぎる場所での撮影もスーパーフォトモードを使えば、白飛びや黒つぶれなども自動で補正してくれる。ナイトフォトという設定を使えば夜景だけでなく満天の星を撮ることもできる。
かつてのGoProは音が悪いというのが定説だったが、今回のHERO8 Blackはフロントマイクを新しく搭載。これにより正面側からの音声録音もクリアに聴き取りやすく進化している。
さらにHERO8 Blackはマイクや外部ディスプレイを装着できる「モジュラー」というオプションアイテムが今冬発売予定となっており、さらにハイクオリティなVlog(ビデオブログ)撮影を試してみたい方にも嬉しい仕様に。
撮影後の動画や写真の使い道だが、撮りっぱなしでは面白くない。GoProはスマホアプリも秀逸で、素材を読み込めば自動でBGM付きのおしゃれな映像を作ってくれる。
激しいアクションは必要ない。GoProで何げない日常を記録するだけで色鮮やかで鮮明な思い出になるのだ。
どんなときでも手ブレを抑えた映像が撮れる「ハイパースムーズ機能」と長時間の映像をコンパクトで滑らかな映像にまとめる「タイムワープ機能」が秀逸。マイクの性能も進化してVlog撮影にも使える。
【今週のジバラー】lonestar(ろんすた)
ブログ「変デジ研究所」管理人。カメラやガジェットのレビューを得意とするブロガー兼ライター
進化したGoProで日常を切り取ろう!
GoPro HERO8 Blackのここがスゴイ!
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ