デジタル

ヘッドホン、密閉型と開放型の違いって何? 自宅で使うなら開放型がいいかも

開放型ヘッドホンだからこその、自然な聞こえ方に大満足!

ジバラーガジェット

国産音響機器の老舗であるオーディオテクニカが手がけたワイヤレスヘッドホン。ワイヤレスヘッドホンとしては極めて珍しい開放型を採用している点が特徴

●オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-HL7BT 購入価格:1万7218円/サイズ:W260×H180×D110mm/重量:220g ワイヤレスで音楽を聴ける、ワイヤレスイヤホンとワイヤレスヘッドホン。どちらかを所有している人も多いことだろう。今回紹介する「ATH-HL7BT」は後者に分類される。ヘッドホンはその構造によって密閉型と開放型に大別されるが、市場のほとんどのワイヤレスヘッドホンは密閉型を採用している。本機はワイヤレスとしては極めて珍しい、開放型を採用している点が特徴だ。 開放型は音質のヌケ感やこもり感のなさ、そして軽量性などが利点とされている。一方でどうしても音漏れが避けられない。そのため自宅リスニングに特化した有線モデルでの採用が多くなる傾向にあるが、オーディオテクニカはあえてワイヤレス機種での採用を決断したかたちだ。

料理などのながら作業時に愛用

筆者は同機を掃除やPC作業、料理などのながら作業時に愛用している。開放型ゆえ外の音が自然と入ってくるから、料理など音が聞きたい作業でも使えるのが便利だ。 以前はワイヤレスイヤホンを使っていたが、やはりイヤホンは耳をふさいでしまうため少し緊張感があった。音質についてはさすが開放型というべきか、音場や奥行きの豊かさに大満足している。
次のページ
自宅使用に特化するなら…
1
2
3
おすすめ記事