更新日:2020年05月01日 22:24
ライフ

「超人気店の絶品かけラーメン」を自宅で実食…トッピングは不要?/飯田商店(湯河原)

美しく繊細なスープを堪能

美しい佇まいの飯田商店のらぁ麺

 スープから、強~烈にいい香りがします。強烈。早速いただきます。  は~~~鶏がおどる…。鼻から脳みそにまで突き抜けるようなこの感覚…。きもちいい。そこに魚介のうまみがそっと寄り添います。この澄みきったスープ、飯田商店の証です。冷凍スープなの忘れてた。

芳しい鶏のダシが香るスープ

 そして、麺。自分で茹でた麺を夢中ですすりました。うまい……。絹のような繊細な口当たりに思わずため息がでます。すすり続けたい…。

洗練された口当たりの麺

 途中で気づいたこと。これトッピングいらん。かけらぁ麺だけでみるみるイケる。むしろ入れないほうがいい。すすり子、市販のチャーシューを入れたのですが、ごめんなさいむしろ必要なかった。チャーシューが悪目立ちしちゃうくらい。この美しく繊細で優しいスープを、なんにも邪魔させたくない。そう思っちゃいました。  最後、麺を食べ終わったあとも、並び列を気にする必要はありません。あまりのおいしさに忘れがちですが、ここは家。目を閉じてスープを感じるもよし、スープに極限まで鼻を近づけてクンクン嗅ぎまわすもよし、残りのスープに白米なんか入れちゃってかき込んでもよし。わたしとこの丼だけの誰にも邪魔されない時間です。  こんなにうまいラーメンが家で食べられるのか。  ただただ何度もこの言葉を思いました。この美しい一杯がおうちに現れるなんて。自由にわがままにこの一杯と向き合える。こんな贅沢、なかなかない。これを読んでくださった方とすすり子だけの秘密にしちゃいたい。おうち時間を過ごすみなさんのステキなご褒美になりますように。  ごちそうさまです!
ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる
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