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ドラム叩き語り、クリスマスや冬のイメージのアーティストと言えば…

アルバム制作は100曲以上集めてから10曲に絞り込んでいた

 そんな経験を経て稲垣潤一さんは、1982年『雨のリグレット』で鮮烈デビュー。1986年にリリースした『REALISTIC』は、私が大好きなアルバムの1枚です。このアルバムで初のオリコン1位を獲得。『1ダースの言い訳 』『April』『バチェラー・ガール』など、今も色あせない名曲が収録されています。  当時、アルバムを制作するとき、収録曲をどのように作られていたのか、稲垣さんに伺いたかったら、意外なお話が。

オリコン1位に輝いたアルバム『REALISTIC』について語る稲垣潤一さん

「僕の場合、曲が先なんですよ。とにかく曲を集めに集めます。100曲ほど集めてからふるいにかけ、10曲ぐらいに決めていましたね。そうして残った曲を何度も直して……。曲ができたら次はアレンジです。最後にその曲を作詞家に聴かせて、詞を書いてもらうんです。そのなかから、シングルはどれにするか、そういう作業でしたね」

見事なスティックさばきで、ドラムの叩き語りを披露する稲垣潤一さん

 スタジオライブでは、今の季節にぴったりな『思い出のビーチクラブ』と、ニューアルバムから『夕焼けは、君のキャンバス』を披露していただきました。どうぞ、4月30日放送の番組をご覧ください(※4月から放送時間が変わりました)。  ちなみに、稲垣潤一さんは2週に渡ってのご出演なので「クリスのお宝箱」は、次回のお楽しみ!
タレント、音“楽”家(おんらくか)。 邦楽、洋楽問わず、音楽好きが高じて、番組出演にとどまらず、テレビやラジオの番組監修、構成、音楽解説なども手掛ける。TOKYO MX『ミュージック・モア』(毎月第1・第5土曜日午前11時30分放送)ではレギュラーMCを務める。
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