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夜の街のガイドライン、熟女キャバ嬢は守ってる?「接客中のマスクは…」

業界初?風俗店のガイドラインとは

 風俗嬢への給付金対象外差別や岡村隆史の炎上発言など、コロナ禍において度々話題となった風俗店。営業を再開している地域もあるが、今月11日に岐阜市の風俗店に勤務する女性の感染が報道されたことで再び問題視されそうだ。  大阪府の吉村知事は性風俗店のガイラインについて「作る予定はないが、解除条件としてきちんとマニュアルを作ってほしいと思っている」と発言しているが現状はどうなのか。そこで今回、恐らく業界初となる風俗店におけるガイドラインを作成したという、大阪と東京に店舗を構えるレズ風俗店の代表に話を聞いてみた。 換気 「当店は、お客様指定の待ち合わせ場所にキャストを出張させる、いわゆる待ち合わせ型のレズ風俗店なのですが、ホテルの部屋で待ち合わせすると割引になる『ホテル直割』を設けました。感染対策が行われているホテルをキャストのブログなどでご案内し、ホテル入室の際は部屋の換気を行うよう指導し、派遣するキャストは手洗いうがい、除菌消毒を義務付け、熱中症にも気を付けながらマスク着用を指示し、ご案内日には必ずブログで検温報告を行っています。  また、東京の店舗では提携しているクリニックでの抗体検査の費用の全額負担や、各事務所内の人数制限や事務所待機の禁止など、クラスター感染防止策を徹底しております。今後も必要に応じてワクチンや予防薬、各種検査などの費用の補助や衛生グッズの支給など衛生管理を徹底して行う予定です」(レズっ娘グループ代表 御坊氏)  夜の店でのクラスターが問題視されてる中、ガイドラインなしで営業を行うことは命知らずともいえ、在籍するキャスト向けだけでなく、利用客向けにもガイドラインを作ることは必要だろう。ウイズコロナの今、このような夜の店こそ率先して取り組みを行っていくべきなのかもしれない。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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