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カズレーザー、デート報道でむしろ好感度アップ…残してきた伝説の数々

3万7千円の事故物件で長期間生活

 かつて事故物件に住んでいたというのも、カズレーザーにまつわる有名なエピソードの一つ。彼が当時暮らしていたのは、新宿駅から徒歩15分ほどの立地で風呂・トイレつき1Kという好条件にもかかわらず、家賃3万7千円という一室。もともとは7万円ほどの部屋を、半分の家賃で契約していたという。

 この事故物件に内見で訪れた際、畳の一部には人が亡くなった痕跡が残っていたというが、「安いから」という理由で気にしなかったのだとか。また、入居に際して大家から「畳を変えよう」と言われたにもかかわらず、これも拒否してしまったという。 「そんなことにお金をかけてもらいたくなかった」と語る彼は、畳の痕の上に布団を敷いて生活していたそう。『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)に出演した際には、「事故割引、めっちゃいいですよね」とまで語っていた。

たくさんの名言を残すも、そんな状況には否定的

 かつて『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)内で放送されていたコーナー「カズレーザークリニック」で、カズレーザーが行った数々のアドバイスは、現在でも“名言”としてインターネット上で語り継がれている。 「自分に自信がない」というお悩みにカズレーザーは、「勝てる試合を選ぶのが一番いい」、「個性なんてないと思うよ、世の中に」、「みんな一緒だと思ってるし」と、切れ味鋭く返答。また、「常に将来のことを思い悩んでしまう」という相談に対しては、「人間どうせ幸せになる」、「理由を見つけて自分が不幸だと思おうとしてるだけで、思わなきゃずっと幸せ」と、独特な観点から持論を展開した。  さらに、「女子力がないのが悩み」という女子大生に対しては、「料理ができる女子は“料理ができる子”。取り分けができる子は“気が利く子”」、「“女子力が高い”なんて女性は、もともと存在しないの。ウソの概念」と一刀両断。核心を突いた回答で、視聴者から多くの賛同を集めた。  彼が残してきた数多くの“名言”は、今回のデート報道をきっかけに、再び注目を集めているようだ。しかし彼は、芸人の言葉が“名言”として扱われる状況について「今の風潮がおかしい」と語ったこともあり、批判的に捉えているようだ。 ――自身の信念を貫き通すカズレーザーの姿勢が、視聴者からの好感に繋がっているのは間違いないだろう。これからも、他に類を見ないタイプのタレントとして、さまざまなフィールドで活躍を続けるに違いない。<文/A4studio>
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