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キャバ嬢は痔になりやすい?久々の出勤で職業病の影響をモロに…

いぼ痔になったキャバ嬢のやり過ごし方

 キャバ嬢の痔は意外と切っても切れない関係だそうで、サリナさん以外でも話を聞くことができた。都内のキャバクラに勤務するユウカさん(仮名・26歳)も、営業再開でいぼ痔になってしまった1人。 「店が休業中はずっとソファーでゴロゴロしたり、好きなときに食べて好きなときにトイレに行く生活でしたからね。でも、店が再開されたら常に座ってないといけないし、接客中はトイレにあまり行けないので我慢した結果、便秘に。そして、いぼ痔です。今まで散々、痔のお客さんの話を聞いて爆笑していたのに実際に自分がなると全然笑えないですよ……。  ウォッシュレットを使うのも痛いので、ウェットティッシュを常に持ち歩いて『トントン……』と優しく叩くように拭いています(泣)。私の場合、お酒を飲むといぼが出てきてめちゃくちゃ痛くなるんです。この前も接客中にだんだん痛みが出てきたので、トイレでこっそり押し込みましたよ……。  でも、痔になって分かったのですが、どうやら肛門の粘膜の緩さは遺伝的なものらしいんですよね。痔になった最初の頃、あまりの痛さに実家に電話したら、なんと母親も痔だったということを打ち明けられたんです。それも、私を産んでから発症したらしいので大先輩ですね。母親がオススメのドーナツクッションと市販薬を買って送ってくれたので、今はその2つを使ってどうにかやり過ごしています……」  確かに、客との会話が盛り上がっているときはトイレに行きづらかったり、スタイルを維持するために過度なダイエットをするなど、キャバ嬢は痔になりやすい原因が多い職業かもしれない。そういえば、筆者が以前働いていたスナックのママも痔に悩まされていて、ママ専用のドーナツクッションが店にあった……。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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