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これが軽トラ王のキャンピングカー!軽トラ自作キャンパーのススメ

 日本で一番愛されてる軽トラは、仕事に、暮らしに、ときにレジャーにと、多くの人に愛用されている、とてもよくできた道具です。そんな最強の道具の魅力に取りつかれ、そのポテンシャルを最大限に引き出した軽トラキャンパーの達人を紹介します!

みんなの遊べる軽トラ 第4回 山田京一さん(東京都江戸川区)

みんなの遊べる軽トラ

DAIHATSU HIJET TRUCK

 千葉県八街市の住宅街に、大小さまざまなキャンピングカーがところ狭しと並ぶ一画がある。ここは、キャンピングカーを自分でつくりたいという仲間が集まる、その名も『やちまた工房』。工房の代表を務めるのが、ここで紹介する軽トラキャンパーのオーナー、山田京一さんだ。

テレビ番組で優勝した独創的な軽トラキャンパー

 ご存じの人もいると思うが、山田さんは2019年9月にテレビ東京系でオンエアされた『TVチャンピオン極 夢の軽トラハウス王決定戦2』で優勝を飾った人で、そのときに製作したのがこの独創的なキャンパーだ。
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屋根の開閉する部分が200Wの太陽光パネルになっているので、走行中でも停車中でも太陽光さえあれば発電できる

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後部のドアとサイドの窓、そして屋根を全開にすると、ご覧のように驚くほど開放的な空間が出現する

「製作期間は1週間、製作費は20万円という制約のなかで完成させるために、鉄骨で骨組みをつくってそこにポリカーボネートを張りました。特別な装備はないけど、寝泊まりするには十分ですよ」  
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テレビでオンエアされたときの状態からだいぶ手が加えられている。大型のテレビなどの装備も追加されて快適性も増していた

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ベッドにもなるシートの下には、ソーラーパネルで発電した電気を使った-20℃まで下がる冷蔵庫が収納されていて、冷凍食品も保存できる

 40年以上前にキャンピングカーが欲しくて専門店を訪ねたところ、ローンは受け付けていないからお金がないなら自分でつくればといわれたのがきっかけで、キャンピングカーづくりを開始した山田さん。以来、マイクロバスベースの大型のものから小型のものまで10台近くつくってきたそうだが、最近凝っているのは軽トラベースのものだ。 「軽トラという限られたサイズのなかで軽量化し、設備をどう載せるか工夫するのがおもしろいね」
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キャンパーの進行方向左側の押し上げ式のパネルの外には、缶スプレーのアーティストによって宇宙をイメージした幻想的なアートが描かれている

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同じく右側の壁全体には夜の森をイメージしたアートが描かれている。なお、キャンパーは3方向のアオリを上げることで固定される仕組みだ

 自宅のある東京から毎週末のように工房に通っては、気の合う仲間たちとわいわいやりながらキャンパーをつくっていく。そんな自由な空気感を、山田さんは楽しんでいる。
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●車種=ダイハツ ハイゼット トラック●年式=2000年●駆動方式=2WD●トランスミッション=5MT●走行距離=73,000 ㎞ 

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キャンパー/●キャビン構造=軸組工法+パネル工法●構造部材=鉄骨●完成日=2019年7月●外部仕上げ[屋根材=ステンレス板/外壁材=アルミ複合板]●内部仕上げ[内壁=ベニヤ・壁紙]●製作費=20万円

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キャンピングカー好きが集う会員制の『やちまた工房』
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多彩な遊び方、DIYキャンパー、オフロード走行…… 世界に誇れるジャパンクオリティ「軽トラ」の魅力を深堀りする!
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