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夫婦キャンプ旅、釣りに大活躍!軽トラ自作キャンパーのススメ

 日本で一番愛されてる軽トラは、仕事に、暮らしに、ときにレジャーにと、多くの人に愛用されている、とてもよくできた道具です。そんな最強の道具の魅力に取りつかれ、そのポテンシャルを最大限に引き出した軽トラキャンパーの達人を紹介します!

みんなの遊べる軽トラ 第2回 佐藤農夫男さん(秋田県由利本荘市)

みんなの遊べる軽トラ

DAIHATSU HIJET TRUCK

「2011年3月に発生した東日本大震災では秋田県も1週間ほど電気が止まってしまい、電気のありがたさを痛感しました。そのときですね、最低でも1週間は暮らせるキャンピングカーをつくろうと思ったのは」  そう話すのは、秋田県由利本荘市で米農家を営む佐藤さんだ。趣味の釣りを楽しむために、過去に1年間の独学の末に釣り船を自作した経験があったため、キャンピングカーもつくれるだろうと考えたそうだ。

「天気がいいとメシもうめな!」と佐藤農夫男さん

 インターネットでキャンパーのつくり方を検索して、2016年3月に製作を開始。この年の9月には9割方完成したが、載せようと考えていた軽トラ1車種にしか積載できない固定方法でつくっていたことに、途中で気づいたのだ。結果的にこの1代目は、泣く泣く解体したという。 「軽トラを替えると載せられなくなるのは困りますから。でも、要領もつかんだので、解体した1週間後には次の製作に取りかかりました」
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長期の旅ではキャンパーの中が生活の拠点になるため、快適性を上げるための工夫が満載だ。直流12Vで使える冷蔵庫と電子レンジは、食生活の幅を広げてくれる

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旅では奥さんが下のベッドで、佐藤さんがバンクベッドに寝るそうだが、昇降用のハシゴがあるので深夜に佐藤さんがトイレに起きても奥さんを起こす心配がない。やさしさあふれる工夫だ

軽トラキャンパー製作の集大成5代目が2020年6月に完成!

 2017年3月に無事に2代目が完成し、奥さんとふたりで10日間ほど四国を旅したそうだ。その後、佐藤さんは大好きな釣りを楽しむために、自作の釣り船を牽引できる“釣り仕様”の3代目を製作する。詳細は後述するが、このキャンパーは釣り船を牽引できるだけでなく、誰もがアッと驚かされる大胆な仕掛けが盛り込まれている。
みんなの遊べる軽トラ

ひたすらのんびり。キャンパーだから生まれる至福の時間

 2018年にはあるテレビ局からの依頼で4代目を製作するも、仕上がりに納得がいかなかったこともあり、これも解体してしまう。そして、2020年6月には自身の軽トラキャンパー製作の集大成ともいうべき5代目が完成した。長期間の旅を快適に楽しむために、暖房用のFFヒーターと冷房用の窓型エアコンを設置した本格派だ。
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サッシ窓も付いたシンク。外が見えるだけでキャンパー内の狭さが気にならなくなるという

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屋根の前方には100Wのソーラーパネルを2枚設置している

「これまでのキャンピングカーづくりで培ってきた自分のノウハウを、全部注ぎ込むつもりでつくりました。本当はカミさんと一緒に夏に北海道一周の旅をするつもりでしたが、残念ながらコロナのせいで断念。来年リベンジするつもりです」  佐藤さんのキャンパー夫婦旅は、いよいよこれから本番を迎える。
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煮炊きにはソロストーブを愛用

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3代目は思わず二度見してしまう自作×自作のコラボ
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多彩な遊び方、DIYキャンパー、オフロード走行…… 世界に誇れるジャパンクオリティ「軽トラ」の魅力を深堀りする!
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