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コロナでどうなる?三重の大晦日パチンコオールナイト営業

三重オールナイト

昨年の三重オールナイト営業を告知する広告。有名ライターたちが数多く来店し、大いに盛り上がっていたというが、今年は来店イベントは禁止されてしまった。

 三重県のパチンコ店で毎年12月31日から1月1日にかけて行われているオールナイト営業。パチンコファンなら誰もが知る、年一回の大イベントです。そもそもオールナイト営業とは「伊勢神宮の参拝客にトイレを貸す」という名目で行っており、最大40時間営業可能となっています。しかし現場ではそんな建前はどこ吹く風、どこのホールもお祭り騒ぎというのが実情です。  多くのホールでパチンコライターの来店イベントが行われ、来店がないホールもカウントダウンイベントなど、盛大に年を越すホールがほとんどです。客もまた然り。近郊だけでなく、日本中から伊勢、いや三重を目指してパチンコファンが詰めかけるのです。しかし今年は、新型コロナの影響により、いつもとは少し違ったオールナイトとなる模様。帰省すら自粛する風潮にある昨今、果たして今年のオールナイトはどうなるのでしょうか。関係各所から聞いた話をまとめました。

営業はするがイベントは禁止

 年末になるにつれ「三重のオールナイトはどうなるんだ」という声がネットでチラホラ見受けられました。そして11月6日、ぱちんこ広告協議会発出の会員企業向け通達によると「今年の年末年始オールナイト営業は実施するものの、雑誌、ネット、SNS全てにおいてライター来店や取材イベント等のイベントは無しとし、事実の告知のみ可とする」とのこと。  つまり、この通達によりホール側が告知するイベントは一切禁止となったものの、タレント側が勝手に行って収録を行うことは可能といえます。事情に詳しいホール関係者によると「タレント側が勝手に行った”体”でイベントを行うホールが出る可能性もある」とも。今やSNSでタレントの名前を検索すれば「あのタレントが○○のホールにいた」など、すぐにわかるでしょう。今年はこの抜け穴を利用して集客に試みるホールもあるかもしれません。

オールナイトはそもそも勝てない

   今年のオールナイトで勝つことは相当難しいと思います。例年のオールナイトでも、基本的に40時間近く営業しているホールで、優秀な台が打てる可能性は低いです。そんな中でも特に今年は、新型コロナで売り上げ的にダメージを受けており、三重県のホールにだけ許された特権を利用して少しでも回収したいと考えるホールがほとんどでしょう。地元の人が少し楽しむ分にはいいですが、お祭り感も薄くなっている今年、わざわざ遠方から出向く必要はないと思います。こうした事情もあり、何人かのプロにも聞いたのですが、「今年はかなりキツそうだから見送る」という声がほとんどでした。  過去に2回出向いている私は、オールナイトで打つ背徳感と、年末年始特有のお祭り感を味わえるので、年末に三重に行くことがとても好きでした。ただ、今年は家でゆっくりと過ごします。今年のオールナイト営業は、地元のパチンコファンが少し遊技し、本当にトイレを借りに来た参拝客が使用できれば、それでいいのではないでしょうか。
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パチンコ好きは行くのは控えるべき
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