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<純烈物語>「漢字一文字で表すと“嘘”と“恥”」リーダー酒井一圭が吐露したコロナ禍の2020年<第78回>

「アソコより内臓を見られるほうが恥ずかしい」

「こそばゆい。実現できたのは嬉しいんだけど、おちんちんやお尻よりも内臓を見られる方が恥ずかしい感覚(わかるか!)。ケツまでなら芸能人だから大丈夫。でも内臓は芸能人でも見せられない。だから嬉しさよりも、うつむいちゃうのね。  それでもこうして話して、世の中に知ってもらおうとしているのは、やっぱりファンに対する2020年一年のいたたまれなさというか。それは黙っていりゃいいことなんだろうけど、黙ったまま2021年にいきたくなかった。その思いを先送りにして公演を再開するのはどうなんだろうと思って」  純烈のリーダーとして2020年を総括するというのが、今回の取材テーマだった。大変でした、シンドかったですといった話になると思いきや、なんの前触れもなく酒井がその場において内面を吐露したため、いささか面食らった。  同時に、額面通り苦しかったなどと言わない人間はこういう言い回しをするんだなとも思った。酒井に宿った葛藤そのものが物語たり得る。マスに発信される以上は、意識しようとしまいとそうなるのが、この男なのだろう。  レコーディングの合間を縫っての会話だった。「リーダー、ボーカル入って!」とスタッフから声がかかると一瞬にして歌い手の顔つきになった。数分前まで嘘と恥について語っていた人間が、音と戯れていた。 撮影/ヤナガワゴーッ!(すずきけん)――’66年、東京都葛飾区亀有出身。’88年9月~’09年9月までアルバイト時代から数え21年間、ベースボール・マガジン社に在籍し『週刊プロレス』編集次長及び同誌携帯サイト『週刊プロレスmobile』編集長を務める。退社後はフリー編集ライターとしてプロレスに限らず音楽、演劇、映画などで執筆。50団体以上のプロレス中継の実況・解説をする。酒井一圭とはマッスルのテレビ中継解説を務めたことから知り合い、マッスル休止後も出演舞台のレビューを執筆。今回のマッスル再開時にもコラムを寄稿している。Twitter@yaroutxtfacebook「Kensuzukitxt」 blog「KEN筆.txt」。著書『白と黒とハッピー~純烈物語』『純烈物語 20-21』が発売
純烈物語 20-21

「濃厚接触アイドル解散の危機!?」エンタメ界を揺るがしている「コロナ禍」。20年末、3年連続3度目の紅白歌合戦出場を果たした、スーパー銭湯アイドル「純烈」はいかにコロナと戦い、それを乗り越えてきたのか。
白と黒とハッピー~純烈物語

なぜ純烈は復活できたのか?波乱万丈、結成から2度目の紅白まで。今こそ明かされる「純烈物語」。
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