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<純烈物語>オンラインライブでメンバー感涙「見上げてごらんツイートを」<第76回>

<第76回>オンラインラウンドによるふれあい。見上げてごらん、ファンのツイートを

純烈_渋公1 コロナ禍の日々に突入していく段階で思ったことがあった。外出の自粛を要請されれば経済が止まる。エンターテインメントが機能しないと人々の気持ちに余裕がなくなる。  それ以外にいくつものネガティブな状況が頭に浮かんだが、一番の恐怖は人と人がふれあえなくなることだった。握手したり、ハグを交わしたりすることで人間は思いを共有し、理解し合ってきたのに、それが許されなくなる。  お互いの体温を感じる術を失い、職場ではリモート作業のように機能的な形が普及すると直接顔を合わせてのコミュニケーションも減っていった。人間が、人間であるための根本的な“つながった形”が失われるのは、ボディブローのようにじわじわと効いてくるのでは……それが怖かった。  ふれあえなくても、人類は生き延びる方法を見つけていくだろう。でも、それは本来の在るべき形とは違うはず。そうこうしているうちに現状はどんどん悪化し、気がつけば「人と人の距離が近いこと自体、悪いことのようになっていった」(スーパー・ササダンゴ・マシン)。 「配信だとできないことが多い現実の中でやりたいことをやるのはもちろん大事だけど、純烈がやってきたお客さんとのふれあい、構い合いも大切なのかなと思っていて。でも、それが今では密やソーシャルディスタンスという言葉で阻まれる。距離が近いことで一圭さんはこの一年間、ずっと悩んできて活動しながら、けっこう早い段階で1年間ライブは無理と決断した時に、なかなか周りの理解を得られなかったんだと思うんです。

「オンラインラウンド」で純烈にエールを

 そういう今の純烈を見せるのにはどうしたらいいかと思って、そこはラウンドだなと。曲中に“#純烈”をつけてつぶやいてもらったら、ステージ上から『いいね』をするというのは、リモートサイン会とかでよくあることじゃないですか。それを渋谷公会堂(現・LINE CUBE SHIBUYA)の規模という年間最大のビッグマッチだからこそ、やるべきことに向かってしっかりと考えて形にしようというのは最初の時点で思いました」  ソーシャルディスタンスを取るからふれあわなくてもいいではなく、それでも人と人がつながる形をササダンゴは考えてきた。そしてその場は、プロレスのフィールドよりも先に純烈の配信ライブで訪れる。  パワーポイントを使い、ササダンゴは以下のプレゼンテーションをおこなった。
純烈_渋公2

純烈ライブではお馴染み、スーパー・ササダンゴ・マシンによるプレゼン

・SNS時代の勝敗のカギを握る存在はインフルエンサー ・純烈もたくさんいいねをされる人気芸能人として、長寿社会を支援する商品のCMが殺到。通販番組が今、もっとも注目するネクスト通販スターである ・なので純烈は、実はもうバズっている。NHKの人たちはバズっているものが大好き。確かに芸能人はいいねをもらってナンボの商売だが、純烈はお客さんにいいねをあげる存在であってほしい。お客さんといい形で構い合うこと、その一番いい形がラウンド ・今日は1人のお客さんしか会場にきていないが、この配信をオンラインで視聴してくれている皆さんがいる。その応援の声を「ハッシュタグ純烈」をつけて投稿する ・今、メンバーのポケットにスマホが入ってるはず。メドレーを歌う間、#純烈でエゴサーチし、感想ツイートにその場ででいいねをする。それが純烈のオンラインラウンドとなり、お客さんにコミュニケーション報酬を与える。
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ファンの声を映し出し、スマホで「いいね」を返す
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