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<純烈物語>白川は生脱ぎ、小田井はLiLiCoに生電話……生配信ライブで「紅白への道」を体現<第75回>

<第75回>生配信ライブで繰り広げられた紅白への道。100万リツイート&いいねの無茶振りに純烈は……

「そんなところにいないで、もっとこっちにおいでよ!」  18時30分にLINE CUBE SHIBUYAの緞帳があがり『純烈のハッピーバースデー』からスタートした配信ライブは、そんな白川裕二郎によるたった1人の観客への呼びかけが最初の仕掛けとなっていた。執事の案内で最前列に移動した曽根優子さんの背中が、声にならぬ歓喜がにじみ出るかのごとく震えている。
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観客ひとりの前でライブが始まった

 配信画面上は、ドローン撮影の映像にいきなり目を見張らされたはずである。これも観客がいないからこそやれる試みであり、2階、3階席からステージ上まで移動する絵は斬新かつそれだけで楽しい。いくつかのハードルを越えて購入できた年配層のファンやマダムは、この時点で頑張った甲斐があったと思えただろう。
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客席に降りる後上翔太

 2曲目の『ひとりじゃないから』では早くもステージを降りて客席へ。後上翔太が曽根さんに近づくと、スタッフが「ソーシャルディスタンス!」と書かれたカンペを振りかざす。  すぐさま後上は2mの距離を取り、笑顔でエアハイタッチに興じる。続いて白川はマジックハンドをピョーンと伸ばして握手。  小田井はコロナ禍の運動会で使用されている2mのバトンでタッチ。そして酒井はゴムパッチン用のゴムをくわえ、もう一方の先っちょを曽根さんに持ってもらう。

ゴムパッチンでソーシャルディスタンス

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ソーシャルディスタンスを体を張って体現

 客席とステージ上が伸びきった一本のゴムによってつながった上で、小池百合子都知事が見ても太鼓判を押すほどのソーシャルディスタンスが取られている。コロナ時代におけるラウンドの在り方を示すと、最後はゆーとぴあムーブで酒井が撃沈した。  2曲を歌い終えMCに入るや、酒井は開口一番に「ホッとした気分」と本音を漏らす。ステージへ向かう直前、控室から続く通路はコンクリートに囲まれ冷えた雰囲気が漂っていた。  その風景へ溶け込むかのように一瞬の緊張を漂わせていた4人。スタート直前は、それまでの過程において味わった思いが膨張する。上がりたくても上がれなかったステージに立ったことで、一気に開放された空気の動きが酒井の言葉によって表された。思わずMCも緩くなるだろう。 「待て待て待て、なんだそのふんわりとしたMCは! そんな緩い感じで年末に道一本越えてNHKホールに立てると思ってんのか?」  いきなり偉そうな口調で登場したのは「マッスル」時代の酒井の盟友であり、昨年のNHKホール単独公演第1部でさんざん純烈を引っかき回した今林久弥。なんでも「11月1日付で、G-STAR.PROから、純烈3年連続紅白出場の特命を受けまして、特任マネジャーを拝命いたしました」という。  酒井いわく、本物のマネジャー・山本浩光は実質ボディーガード、FOD『純烈ものがたり』のマネジャー役を務めた松下由樹は美しさ担当で、この今林は「今朝できあがったばかりの台本を2、3秒見れば頭の中にインプットできる素晴らしい俳優さん」となる。その記憶力はひと山いくらの大部屋小劇場役者の比でないことは確かだが、さすがに数秒見ただけでのくだりは持ち上げすぎだというのが街の声。  すかさず小田井が「しかもここだけの話、ギャラが安い」と続けると、今林も「なんでもやりますので、ぜひ仕事をまわして……」と媚を売ったが、すぐさま「そんなことより! おまえたちさ、本当に紅白出たいと思ってんのか? だったらそのために今年頑張ってきたのかよ? 要は休暇を楽しんでただけだろ」と手厳しい指摘。どうもこの方、マネジャーとは担当のタレントに対しいつなんどきでも強い立場でいられるという認識のようだ。
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「太りすぎだ!そんなんじゃ紅白出れねぇよ!」
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