『NHK紅白歌合戦』珍事件簿。吉川晃司は出禁に!? AKB48、長渕剛も…
今年も大みそかに『NHK紅白歌合戦』(19:30~23:45)が行われる。今回は新型コロナウイルスの影響で史上初の無観客開催となるほか、白組で出場予定だったSnow Manが、メンバー1人に新型コロナウイルスの感染が確認されたため出場を辞退するなど、放送前からハプニングに見舞われることに。
まずは司会者編から。’84年の『紅白』のステージを最後に引退することになっていた都はるみ。大トリとして『夫婦坂』を歌い終えると、観客からアンコールの嵐が巻き起こり、感動的なフィナーレとなるハズだった。
しかし、ここで事件が起こってしまう。総合司会を務めていた生方恵一アナが「もっともっとたくさんの拍手を、ミソラ……」とうっかり言い間違える痛恨のミスを犯してしまったのだ。この事件の主である生方アナは翌年、自らNHKを去っている。
そしてこの「ミソラ」発言からわずか2年後の’86年に再び悪夢が訪れる。白組の司会を担当した加山雄三が白組のトップバッターだった少年隊の曲のタイトル『仮面舞踏会』を紹介する際に『仮面ライダー』と言い放ってしまったのだ。あまりに堂々とした言い間違いだったため、この一件は“仮面ライダー事件”としてのちのちまで語り継がれることとなったのである。
続いてはパフォーマンス編である。パフォーマンスといえば、’09年にサプライズ登場という形で出演した矢沢永吉が歌唱中に歌詞を間違えたことで、それ以降、テレビに歌詞テロップが一切表示されなくなるというシーンがあった。だが、長い歴史を誇る『紅白』にあって、これは些細なアクシデントに過ぎない。これ以上の事件に溢れているのである。
まず、オールドファンなら記憶に残っているかもしれない。’74年に初の大トリを務めた演歌歌手の森進一。だが、その熱唱中になんとズボンのファスナーが開いていた。これに気づいた森がさりげなく閉めている姿がカメラにバッチリと収められているのだ。
続いては40代半ば以上の人なら絶対に覚えている衝撃のシーンである。’85年に初出場を果たし、トップバッターを務めた吉川晃司が曲中にシャンパンをまき散らすなど、過激なパフォーマンスを披露したのだ。歌唱後にもギターにオイルをかけて火をつけ燃やしてしまうなど、やりたい放題の大暴れ。もちろんリハーサルではそんな素振りは一切なかったのだが……。オイルの影響で次の次にステージに立ったシブがき隊の布川敏和が2度も転倒するアクシデントに見舞われ、これ以降、吉川は『紅白』に出禁となったのである。
とはいえ、今年で71回を数える歴史的番組、それも生放送とあって、『紅白』の歴史は“ハプニンング”の歴史ともいえるのだ。そこで今回は5つのジャンルに分け、かつて放送中に起こった“予期せぬトラブル”を振り返ってみたい。
やらかした司会者2人
社会の窓全開にギター炎上で“出禁”…etc
’92年は小林幸子の“人間ほたる失敗事件”。美川憲一とのド派手な衣装対決が注目され始めたころで、この年の小林は6万2000個もの発光ダイオードを駆使した“人間ホタル”となってステージに登場。ところが、トラブル発生により、そのうちの2万個しか光らず、演出は大失敗に終わってしまう。当然、小林はステージ後に大号泣するハメに。 パフォーマンス編の最後はやはりこの事件につきる。’06年に出場したDJ OZMAだ。『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』を歌唱中に女性バックダンサーの脱ぎパフォーマンスを敢行。実際は裸体風のボディースーツを着ていたのだが、当然のように抗議が殺到してしまう。番組中に総合司会の三宅民夫アナが「裸ではない」と謝罪・説明するに至ったが、その際、会場からは笑い声が起こったのであった。明日の #ボカコレ ライブ出演を記念してhalyosyさんの「桜ノ雨」を久しぶりに歌ってみました!
— 小林幸子 (@Sachiko_5884) December 11, 2020
超パーティーでの大合唱!また当たり前にできる日が来ることを願って。
【 小林幸子 ボカコレ歌ってみた 】おうちで「桜ノ雨」歌いました! https://t.co/NmqZua8wpG
#ニコニコ動画 #ボカコレ
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