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水以外も炭酸化OKと謳うガジェットの使い勝手は? ビールで試してみた

ビールを炭酸化したらどうなるのか?

 さて、今回チャレンジしたかったのがビールです。筆者はハイボールでは強炭酸が好みなのですが、ビールも強炭酸にできるのでしょうか? 実は過去にチャレンジしたときは吹き出してしまって無理だったのですが、水以外にも対応する本製品であれば可能性があるのでは?と考えました。  さっそくビールを投入します。もとから炭酸が入っているので、あっという間にプシューとなりました。ただ、少々泡が立っているので、二酸化炭素を溶かし込むために冷蔵庫で数時間放置しました。  その後、圧力を逃がしたところ、猛烈な勢いでガスが排気されました。見た目の泡もほとんどありません。これは期待できそうです。
Drinkmate DRM1005

美味しい銀色のヤツ!

Drinkmate DRM1005

ビールに炭酸を注入! 少なめの回数でプシューッと鳴りました

Drinkmate DRM1005

数時間落ち着かせました

Drinkmate DRM1005

圧力を抜きます

 グラスに注いだところ、見る見る泡立っていきます。注げば注ぐほど泡になります。通常の泡と異なり、ものすごくきめが細かく、クリーミーです。飲んでみましたが美味しいです。なんとか泡を処理し、ビール本体をごくりとやってみます。  明らかに強炭酸で、のどごし最高すぎます。ビールの味そのものは感じなくなっており、炭酸飲料のイメージが強くなります。とは言え、お酒で、この新感覚は癖になりそう。おいしく飲めます。かなり、好みでした。  ちなみに、どんな味になるのかネットで調査したところ、美味しくなる以外に、味が落ちているという意見もありました。そして、味が落ちているケースでは、例外なく炭酸が抜けたビールを使っていました。炭酸が抜けた、ということは長い時間空気に触れていたと言うことです。ビールは生もの、酸化が進めば味は劣化します。ビールに追い炭酸する場合は、新品を使いましょう。  今回もボトルの中には空気が入っているのでどうなることかと思いましたが、大量の炭酸ガスを注入するうえ、最大圧力で一部は抜けるので酸化がほとんど進まなかったと考えられます。この点もラッキーでした。
Drinkmate DRM1005

泡だらけになりましたが、味は最高!

 水以外も炭酸化できる「Drinkmate DRM1005」は酒飲みにはとても面白いガジェットです。今後はビールやウイスキーだけでなく、ワインや日本酒なども炭酸化して楽しんでいこうと思います。<文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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