借金500万円のギャンブル狂が、初めて競輪に挑戦。金銭感覚の“守破離”を説く
第一レース
なんと、最初のレースは見事的中。久しぶりの的中に感情がついてこなかったせいで涼しい顔をしてしまったが、合計で4,000円賭け、それが8,000円になった。久しぶりにしっかり勝ったせいか、首周りの熱がすぐにスッと引く。予想通りのレース展開に気持ちが遅れて湧き上がる。
「今日はもう僕、先生のラジコンになります」
僕と担当は考えることを辞めた。
それから8レースも言いなりになって車券を購入し、勝ったり負けたりしながらプラス5,000円を行ったり来たりしていた。最初の4,000円勝ちを守りながら楽しく競輪を理解していく。ギャンブルを覚える過程で一番楽しいパターンに入った。
9レース目。
ここまでは買った車券のうち順当に人気な買い目ばかり当たっていたが、この時は教えてもらったレース展開の動きと少し違った。段々と勝負どころがわかってきたのでオロオロと車券を見返す。2-4-1なら当たり、2-4-7なら負け。
3着はスロー再生でも1と7がほとんど同着だったので結果発表を待つ。天国と地獄。たった数分が10分くらいに感じる。こういう時、パンは大抵バターを塗った面が下になって落ちてしまう。期待するな、期待するなと言い聞かせる。ぬか喜びはギャンブルを加速させてしまう。
そしてアナウンスが鳴った。結果はなんと2-4-1。最後に7が追い上げたが、ギリギリ追いつくことができなかった。3,000円が3万円に化けた。
扉を閉めていない会議室でガッツポーズをする。

守破離とは
―[負け犬の遠吠え]―
フィリピンのカジノで1万円が700万円になった経験からカジノにドはまり。その後仕事を辞めて、全財産をかけてカジノに乗り込んだが、そこで大負け。全財産を失い借金まみれに。その後は職を転々としつつ、総額500万円にもなる借金を返す日々。Twitter、noteでカジノですべてを失った経験や、日々のギャンブル遊びについて情報を発信している。
Twitter→@slave_of_girls
note→ギャンブル依存症
Youtube→賭博狂の詩
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