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テレワークで腰痛や肩こりが急増。スキマ時間に「動いて治す」方法

座りながら小脳力を鍛える

①背筋を伸ばし、人さし指の先であごを押さえる。反対側の手を真っすぐ前に伸ばし、親指を立てて目の高さにキープする ②「1、2、3」と声に出してカウントしながら手を左右に振り、親指の先を目で追う ③今度は同様のポーズで手を動かさず、声出しカウントをしながら目線を親指の先に置いたまま首を左右に振る
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②1秒ずつ振って20秒行う。首は動かさず、目だけ動かすこと

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テレワークの影響による腰痛や肩こりが急増

 また、多くの人を悩ます腰痛だが、実は「動かす」ほうが予防にも治療にも効果的であることが世界中の研究で明らかになっていると、整形外科医の松平浩氏は言う。 「病気が潜んでいる場合もあるが、昨今はテレワークの影響による腰痛や肩こりが急増しています」  例えばギックリ腰の場合、安静にして治した人たちのほうが翌年の再発率が高いというデータもある。  また肩こりは、特に男性の場合では加齢によって首が前に出て肩甲骨が開いた姿勢で固まってくることや、前年の平均睡眠時間が5時間未満だった場合、翌年の肩こりがひどくなる傾向も強いという。特に腰痛の場合は「安静」を選んでしまう人が多いのはなぜなのか。 「そこには痛みに対する恐怖やストレスが働いていますが、これがドーパミンやオピオイドといった痛みを抑える脳内物質の分泌を妨げてしまうため、悪循環に陥りやすくなってしまうのです」
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腰痛、肩こりは「動いて治す」習慣を
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