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家飲み費用は月いくら? オンライン飲み会は楽しい? アンケートから見えたコロナ禍の飲酒事情

家飲みにかける費用は月いくら?

 dポイントクラブが行った「家飲み・宅飲み」事情の調査(2020年9月14日~16日、20歳~69歳の男女579人に調査)で意外だったのは、2020年4月以前と比べて家飲みが増えたかどうかと言う質問で、増えたのが16.8%で、半数近くが変わらないという回答だったこと。外飲みの機会は減っていると思うので、そもそも飲む回数が減っているのでしょうか。  また、家飲みにかける金額は月3000円未満が半数超え。その次が5000~1万円で、これはコロナ禍で金額が増えたという人がもっとも多く回答した価格帯です。
飲み会アンケート

家飲みの月間予算は3000円以下が半数を超えました

 加えて家飲みでは、飲んでいる時間が長くなったり、飲み始める時間が早くなったようです。テレワークが増えて出勤時間がなくなった恩恵と言えるでしょう。  飲んでいるお酒の種類では、「チューハイ・カクテル」がダントツの51.1%。次いで「生ビール」が38.2%と強いです。お財布に優しい「発泡酒・第三のビール」が35.6%と続きます。焼酎や日本酒、ウイスキー、ワインといったお酒が2割を切っているのはちょっと寂しいところ。チューハイが飲みやすいのは同感ですが、お酒そのものを味わうのも楽しいものです。

オンライン飲み会が楽しいと答えた割合は?

 日本酒造組合中央会の「2020 年の飲酒動向調査」(2020年11月、全国の20歳~59歳の3000人に調査)では、コロナ禍で日本酒デビューした割合が、男性41.3%に対して女性58.7%と、女性のほうが多かったそうです。  好きな日本酒の味という調査では、「すっきり」が男女ともに人気でした。男性はついで「辛口」に票が集りましたが、20代、30代の女性は「華やか」や「甘口」が人気でした。当欄でも紹介したことがありますが、日本酒の味わいは幅広く、さまざまなバリエーションがあります。何でもかんでもすっきり辛口だけだと、ちょっともったいないところなので、この流れはとてもよいことだと感じます。
飲み会アンケート

20代、30代の女性や甘口や華やかな味わいの日本酒を好む傾向にあるそうです

 一方オンライン飲み会についての調査では、「非常に楽しかった」が18.8%、「楽しかった」が54.9%と多かったのですが、「楽しくない」というのも約25%ありました。楽しくない年齢別のデータも見たいところですね。
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