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家飲み費用は月いくら? オンライン飲み会は楽しい? アンケートから見えたコロナ禍の飲酒事情

コロナ禍とお酒の関係性

 コロナ禍において、飲食業のなかでも夜にお酒を提供するお店への影響は計りしれません。当然、それらのお店に卸していた酒屋さんも経営が苦しい状況ですが、そのぶん自宅で飲む機会が増えることで、売れる製品もあります。
オンライン飲み会

当分、飲み会の主流はオンラインでしょうか?

 昨年のこの時期は、「せめてGWくらいまでに収束の目処がついてほしい」と考えていましたが、1年たってもこうした状況では、当分の間はコロナ禍であることを前提に、お酒と付き合っていく必要がありそうです。  そこで今回は、さまざまな企業や団体が発表しているお酒に関するアンケート結果をまとめてみました。世間はコロナ禍において、どのようにお酒と付き合っているのでしょうか?

忘新年会のオンライン&リアル開催の割合は?

 江崎グリコが2020年11月11日~12日、月1回以上自宅で誰かと一緒にお酒を飲む習慣のある全国の30~59歳男女300人に調査した結果では、忘年会や新年会は一部もしくはすべてオンラインで開催すると回答した人が20.9%いました。リアルで実施するという17.5%を超えており、コロナ禍であることが見て取れます。
飲み会アンケート

みんなが集ることが前提の忘年会や新年会もオンラインでの開催が増えています

 また、サントリービールの「2021年 ニューノーマル時代のメリハリ生活の実態」(2020年12月10日~14日、全国の20~50代の男女1000人に調査)で興味深かったのが、「2021年はこれまでよりメリハリをつけた生活を意識して、豊かな時間を過ごしたいと思うか」という質問。ポジティブな反応があるとは想像しましたが、なんと82.9%も「そう思う」もしくは「どちらかといえばそう思う」と回答しました。その際の贅沢の1位が「ちょっといいお店での外食や食材」。これは納得です。そして、2位が「ちょっといいお酒」。家飲みでも、いや家飲みだからこそ、いいお酒を楽しみたいものです。
飲み会アンケート

ニューノーマル時代、メリハリを付けたい第2位は「ちょっといいお酒」でした

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家飲みにかける費用は月いくら?
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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