夫がコロナ感染、ワンオペ育児で家庭崩壊寸前「受験に失敗したらパパのせい」
現在は、職場の同僚や友人・知人などの身近なところでも「コロナ陽性者」や「濃厚接触者」が珍しくなくなった。だが、実際に自分が感染したり家族がそうなってしまった場合は、どのような生活が待っているのか。仕事や家事・育児はどうなるのか。
医療従事者である彼女は、一足先にワクチンを接種した。
「1回目は本当になんともありませんでした。ただの注射。私は痛みにも強いほうなので、チクッとしただけでした。仕事にも子育てにも何の支障もなかった。『副反応は人によるんだな』と思っていました」
ところが、2回目のワクチンを打った後は、全く違っていたという。
「痛さに変わりはないんですが、ワクチンを打った翌日から倦怠感がひどかったんです。とにかくだるい。普段のだるいなんてものじゃなくて、寝返りをすることもできないレベル。寝ても覚めてもすごい疲れている。高熱のときの倦怠感とはまた違う。今まで感じたことがないような感覚。正直、副反応ではなく、何かほかの病気ではないかと疑ってしまうほどでした」
そんな状況のなか、まさかの事態に陥る。
「まさかの旦那がコロナに感染したんです。『いや、あんたまで?』っていう。心のどこかで、旦那がいるから家事や育児などもやってもらえば大丈夫と思っていました。その頼みの綱がコロナに感染。驚きを通り越しました」
夫は指定されたホテルに隔離されてしまい、有彩さんは副反応でツライなか、子ども2人を1人で面倒見るしかない状態となってしまう。
「うちは長女が中3の受験生で下が幼稚園の年長さん。長女は、旦那のコロナ感染で濃厚接触者となり、学校には行けない。そのストレスで『高校受験に失敗したらパパのせいだから!』と、ずっとイライラしている。下の子は、なんで自分が幼稚園に行けないのか理解できなくて、泣き続けている。私も毎日泣きたかったです」
東京都内在住の有彩さん(仮名)は「先日、その大変さを身をもって知りました」と話す。彼女に待ち受けていた“地獄の2週間”とは!?
ワクチンの副反応に苦しむなか…
夫がコロナに感染、家庭内はひどい有様に
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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