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ド底辺キャバ嬢、緊急事態宣言中のキャバクラでプチぼったくりに遭う

話は面白くない。だが、ドリンクはねだられる

キャバクラ

ドリンクをねだってきた話の面白くないキャバ嬢。出直してこい!と思わず言いたくなってしまったとか

 しかし、1人目のキャバ嬢が席に着くや否や、黒服が「よろしければ、女の子にドリンク1杯いただけませんか」と言ってきたのだ。「そう言って2人目、3人目につく子にも頼ませるんでしょう」と言うと「いえ! 一杯だけです!」と頑なに言う。  レディースドリンクの料金を聞くと1500円。まぁ、妥当な料金だと思い1杯だけ頼ませることにした。だが、レディースドリンクを出したからといって女の子の話が面白くなることは特になかった。「連休なんで店が超ヒマで~」「五輪、全然見てないです~」という、どうでもいい話を聞いているうちにあっという間に次の女の子と交代した。  2人目の女の子は26歳だったのだが、これがまた全然おもしろくなかった。「最近、東大生に告られたんですが、なんか色気がないってか経験が少なすぎて全然おもしろくないので断っちゃいました~」とか、「やっぱり、20代のうちに結婚しておいたほうがいいんですかね~?」など。  なぜ、キャバクラで恋愛相談をされているのか……。しかも当たり前のように「1杯いただいていいですか~?」と言ってくる。筆者は普段、関西に住んでいるのだが、大阪ならこんなつまらない話聞かされた日には「水でも飲んでおけ」と言えるのだが、ここは東京。キャバ嬢に面白さを求めても仕方ないのかも。  ほぼ強引にドリンクを注文されたといってもいいだろう。ちなみに彼女の出身地を聞いてみると、なんと関西圏だという。「大阪で1回、やり直して来い」と喉まで出かかった言葉をグッと飲み込んだ。

内訳に書かれたシングルとダブルという不可解なオーダー

 その後も、3人目がつき当たり前のようにレディースドリンクは注文された。そして60分が経過し、黒服が延長交渉にやってきたのだが……。 「今のお会計がこちらになります。で、延長されるとこちらの金額になります」  延長後の料金までは見ていないが、その時点で会計は2万4000円。計算では1万5000円弱程度だと思っていたのだが……。 「すみません、会計の内訳見せてもらっていいですか?」  そう店員に告げてメニューを見せてもらうと……。レディースドリンクのところに「シングル/1500円」「ダブル/3000円」と書かれているではないか。 「レディースドリンクの大きさで小さいグラスが1500円、こちらの大きいグラスが3000円なんですよ」  ふと、女の子のほうを見るとジムビームのジョッキ並のサイズのグラスに並々とドリンクが注がれている。最初にレディースドリンクは1500円と説明されたような気がするが……。歌舞伎町の高級キャバクラや六本木のラウンジならまだしも、大衆キャバクラでこれは完全にやられた。
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