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路上飲み、バブル崩壊、密観戦。オリンピックで札幌が無法地帯になっていた

観戦自粛の訴えも虚しく……

競歩

競歩を見るために集まった観客でごった返す札幌の沿道

 こうした状況で向かえた競歩当日、札幌市内は多くの観客でごった返した。
競歩

観戦自粛の訴えも虚しい競歩の会場周辺

「私が見た限りでは、報じられているようなビール片手に大声で観戦するような人はいませんでした。ですが、誰も観戦自粛なんて守っていませんでしたね。そりゃ、観戦できないように路上を封鎖するワケでもありませんし、ただ『観戦自粛をお願いします』って看板持って立ってるだけですからね。完全に運営サイドの手落ちです」(前出記者)  そもそもオリンピックのような大規模イベントがあれば、観に行きたいと思う人が出てくるのは火を見るよりも明らか。それに対して性善説に頼った規制で乗り切ろうとするのは、もはや「何もしていないのと同じ」(選出記者)であろう。

喉元過ぎれば熱さを忘れる……のか?

 この原稿はメダルラッシュで幕を閉じようとしているオリンピックを前に書いている。今回のオリンピックは様々な問題を露呈し、多くの批判や非難を国内だけでなく海外からも集めてしまった。喉元過ぎれば熱さを忘れる……というが、このオリンピックで起きた様々な問題を教訓に後世に語り継ぐべきではなかろうか。 文/SPA!編集部
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