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血圧200超えの記者が実証。“三日坊主にならない”健康管理アプリの最適解

モチベを維持する連携アプリ

 iPhoneとの連携はタニタの「ヘルスプラネット」アプリを利用する。まずは、血圧の登録画面から血圧計を登録し、Bluetoothで接続。データを取得したら内容を確認し、「完了」をタップすればいい。  登録データはアプリの「血圧」タブでいつでも確認できる。一覧表示だけでなく、グラフ化することも可能。これで、また血圧を下げるためのダイエットと運動にチャレンジできそうだ。
ヘルスプラネット

「ヘルスプラネット」アプリをインストールする

ヘルスプラネット

Bluetoothをオンにして血圧計を登録する

ヘルスプラネット

データが読み込まれる

ヘルスプラネット

グラフ表示で確認できるようになった

 コロナ禍なので体温もこまめにチェックしなければならない。そのため、せっかくオムロンの体温計を新調したのに、やはりデータが蓄積しないことからモチベーションが上がらず、計測しなくなってしまった。そこで、同じくオムロンの「音波通信体温計 MC-6800B けんおんくん」を購入した。価格は2700円(税込)だった。  使い方は簡単。いつも通りに検温するだけ。約15秒で終了するとアラームがなるのだが、その後、ジジジジジという音が鳴る。Bluetoothではなく、音波を利用してスマホアプリに計測結果を転送するのだ。

数字を手入力しないという快適さ

 健康管理アプリ「OMRON connect」を起動し、「転送を始める」をタップ。iPhoneに体温計をかざすと、瞬時に体温が転送される。音波は計測後約2分間続くので、データが転送されたら体温計の電源をオフにすればいい。
BP-224L

電源を入れて計測開始

OMRON connect

完了したら、「OMRON connect」の「転送を始める」をタップする

BP-224L

体温計をiPhoneにかざす

「OMRON connect」に体温が記録され、いつでも確認できるようになる。これで日々の体温を可視化できるのがありがたい。音波でデータを転送するので、ユーザーを選ばないのもポイント。家族それぞれが自分のiPhoneにアプリを入れておけば、全員が体温計のiPhone連携を利用できる。  また、体温計のデータをiPhoneの「ヘルスケア」アプリに連携させることも可能。設定から「ヘルスケアへデータを書き込み」をオンにすれば、「ヘルスケア」でも体温の推移を確認できるようになる。
OMRON connect

「OMRON connect」でも計測結果を確認できる

BP-224L

設定から「ヘルスケアへデータを書き込み」をオンにする

iPhoneの「ヘルスケア」アプリ

iPhoneの「ヘルスケア」アプリで体温の推移や平均値を確認できるようになる

 まだ購入してから3日目だが、数字を手入力しなくていいというのはやはり楽だ。計測結果が蓄積していき、将来折れ線グラフで見られるのであれば、こまめに計測したくなる。もし、体温や血圧の計測が三日坊主に終わって悩んでいるなら、スマホと連携できる製品に買い換えるのもオススメだ。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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