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ネットオークションでいまだ行われるブルセラ行為。厳しい監視の目をくぐり抜け…

かつてはジョーク出品が横行

ザク売ります

当時のYahoo!オークションのWEB魚拓より。こういったジョーク出品は非常に多かった

 不用品整理に便利なオークションやフリマアプリ。  1999年にYahoo!JAPANにより「Yahoo!オークション」(現ヤフオク!)のサービスが開始され、楽天市場のオークションサービスやマニア同士の取り引きサイトからYahoo!オークションにユーザーが移り、利用者数はうなぎのぼり。オークションサイトとしてのシェアはほぼ独占状態になった。  当時はユーザー登録に本人確認が無かったため、非合法の商品販売や詐欺、ジョークとわかりきった愉快な商品も販売されていた。  インターネットと共に時代を駆け抜けてきた諸先輩方は、「ザク売ります(傷あり)」や「タイムマシン(本物)」と言ったジョーク出品を覚えているかと思われる。    こういったジョーク出品が横行したため、Yahoo!オークションの制度を改変し、オークション参加費という名の本人確認課金が開始され、その後は出品システム利用料や落札システム利用料など課金要素が増えたが、競合相手が少ないということもありオークション市場では相変わらずの独占状態であった。  ちなみに前述のザクやタイムマシンは99兆もの価格まで入札が入り、当時のインターネット掲示板やニュースサイトを賑わせていた。

6割以上の個人が出品と購入を経験

 Yahoo!オークションは競合他社の「楽天オークション」や「モバオク」に圧倒的な差をつけていたが、2013年にフリマアプリ「メルカリ」が登場すると形勢は逆転傾向に移り、特にメルカリは若い女性に人気ということもあり、またたく間にシェアを確保し、現在では個人売買で取引をするなら「ヤフオク!」か「メルカリ」以外では売れにくいとまで言われるほどになっている。今年2月、地域SNS「ピアッザ」が1347人を対象に行ったインターネットアンケート調査によると、63%の人が個人間取り引きで出品と購入を経験している。 モノを「出品・売却」/「買い受け・購入」した経験 ・「出品・売却」/「買い受け・購入」の両方ある 63% ・「出品・売却」したことはある 7% ・「買い受け・購入」したことはある 14% ・経験はない 16% 【出所】PIAZZA株式会社 都心部での「個人間でのモノの譲り合いや売却に関する調査」を公開。地域SNS「ピアッザ」内調査(回答数1,347)  非合法商品や詐欺商品などの出品は今も昔も変わらず、様々な手を使い出品され続けている。  偽ブランドや非公式グッズ、お札を折り紙にした鶴や拾得物や盗難品の出品など。最近では人気商品の高額転売も起きており、大きな波紋を呼んでいる。  そんなオークション・フリマサイトだが、コロナ禍で不用品の取り引きも積極的に行われており、収入減の手助けにもなっているが、一方でブルセラといった着衣済みの衣服なども堂々と取引されているようだ。
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着衣済みの下着が堂々と
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