走ると、乗り心地もかなり高級！ タイヤがしなやかに路面をつかんで離さない。たまたま同じ日にメルセデスの新型Cクラスに試乗したが、ノートオーラのほうが乗り心地が良かった。ウソじゃなく本当の話です。 　日産自慢のeパワーは、EVのように加減速がシャープで静粛性高し。燃費は、箱根往復でリッター19㎞。同じ日に乗った新型Cクラスもハイブリッドだったけど、そっちはリッター10㎞。それでお値段はCクラスの半分以下の約300万円だ。つまり、燃費も考慮すると、ベンツの4倍以上おトクってことですかね？ 　このクルマ、サイズはヤリスやフィットと同じコンパクトカークラスなんだけど、ノートオーラのほうが段違いに高級だ。つまり小さい高級車ってこと。かつてトヨタがプログレで目指し、成功しなかったこの分野を、ついに日産が切り開くのか!? 　そう言えば日産にも昔、サニーの高級版「ローレルスピリット」ってクルマがあったけど、大コケだった。あれから40年。「ノートオーラはローレルスピリットの仇を討つのか!?」って言っても、誰も知らないよね？ ローレルスピリット。しみじみ。 石炭が悪役になったため、石炭で走るEVに乗る理由もなくなった。ハイブリッドカーなら国産車に限る！ 高級車が欲しければノートオーラで十分！ 欲しがりません、勝つまでは！ これはいつか来た道？