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錦鯉、歓喜の号泣…「おっさんによるおっさんのためのM-1」決着までのドキュメント

諦めないでやってきてよかったと思います

錦鯉

©M-1グランプリ事務局

 昨年、「マヂカルラブリー」の優勝し、「漫才か? 漫才じゃないか?」論争があり、多様性なお笑いスタイルが増えていく中で、塙君の「オズワルド」に対して「畳一場でできる芸。話芸なので憧れます。素晴らしい」という発言や、松本さんの「ロングコードダディ」に対して「後だけでもセンターで終わってほしかった」という意見は、テクニックの部分もしっかり審査するよという現れである。昨年よりも技術面の発言が多く、審査員は「何でもかんでもいいと思うな」と言っているようだった。 「諦めないでやってきてよかったと思います」。
錦鯉

©M-1グランプリ事務局

 50歳の雅紀さんが泣いている。その涙につられて塙君も富澤君も泣いている。おっさんのおっさんによるおっさんのためのM-1グランプリ2021。こんな1年があってもいいじゃないか。錦鯉おめでとう! 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <文/ユウキロック>
1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
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