「自宅が放火された」ドイツ在住日本人が目の当たりにした“コロナ禍のEU先進国”
マスクを着用する理由
ところで、ドイツ人は外出時にマスクを着けているのだろうか?
「日本人は、街行く人みんながマスクを着用してるじゃないですか。それはマスクしないと罰金取られる、というわけではありませんね。つまり日本人は自律的にマスクを着けている。しかしドイツ人の場合は、罰金を取られるのが嫌だからマスクを着ける。つまり他律的なんです」
言い換えれば、規則や取り締まりがなければマスクなど着けないということだ。越中氏が撮影した写真にも、街中でマスクを着けている人とそうでない人が混在している。
「日本では何とか新規感染者の増加を抑えられているとのことですが、それはやっぱりマスクの効果が大きいのかなぁ……という気がします」
「隣の芝生は青く見える」
日本のTwitterユーザーの間では、西欧やアメリカ・ニューヨーク州の新型コロナ対策が絶賛されていた時期があった。が、ニューヨークでは新型コロナ死亡者数の改竄が指摘され、西欧諸国では新規感染者数が再び増加に転じている。当地の政治家の力強いスピーチは、その国の実態を必ずしも反映しているわけではなさそうだ。
「“隣の芝生は青く見える”という言葉がありますけど、ドイツに憧れて実際にこの国へ移住したら幻滅してしまう人のほうが多いんじゃないですかね?」
<取材・文/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー』
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