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東大生が感動した「遊んでいるだけで、確実に学力が向上するゲーム」ベスト3

○『ひらめきパズル!面積迷路』

(ハッピーミール)
『ひらめきパズル!面積迷路』

『ひらめきパズル!面積迷路』

「そうはいってもテレビゲームはちょっと難しそうで……」と敬遠している人もいらっしゃるかもしれませんね。確かに特に最近のアクションゲームなどは操作がとても難しいものが増えています。  Nintendo Switchのコントローラーには10個以上のボタンが配置され、2つのスティックが並んでおり、たとえば、「Aボタンで攻撃、Bボタンでジャンプ」といったように、それぞれ違った役割が与えられています。  より複雑な場合ですと、2つ以上のボタンの組み合わせや、短く押したときと長く押したときで違った操作が割り振られていることすらもあります。ゲーム好きで、ある程度はゲームに慣れている僕ですら苦労するのですから、あまりゲームを遊ばない人にはもはや苦行のレベルに達しているでしょう。  そんな最新のゲームには気後れしてしまうという方に特にオススメしたいのが『面積迷路』なのです。

「単純計算の速さと正確さ」の重要性

 皆さんは小学校で習った「長方形の面積の求め方」を覚えていますか? そう、「(縦の長さ)×(横の長さ)」ですね。  この『面積迷路』は、それだけわかっていれば大丈夫。複雑怪奇なボタン操作なんて必要ありません。このゲームの趣旨は超カンタン。長方形の面積の公式を駆使して、数字を求めることです。  ゲームを始めると、皆さんの前に長方形が組み合わさった図形が表示されます。その図形には適宜面積や長さなどがヒントとして配置されているので、それらをうまく使って「?」と表示されている部分の数字を求めれば、ステージクリアです。  たったそれだけ、「大人がやるようなゲームではない!」と思われるかもしれませんが、バカにできるほど簡単でもありません。確かに行う計算は単純な掛け算割り算だけですが、これを暗算でやろうとすると、意外と時間がかかったりするんです。  もちろん子どもの勉強の助けにもなるでしょう。論理思考力などももちろん大切ですが、それ以前に、こういった単純計算がどれだけ早く正確にできるかどうかで、数学系の学力は大きく変わってきます。  ステージクリア時にはクリアタイムも表示されます。お子さまと競争するような形でプレーしてみても面白いかもしれませんね。
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英語力で本気を高めたい人向きゲーム
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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