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ダイソーの「ちびっこが喜ぶ」100円バルーンアートが面白い。まるで大道芸人の気分に

 おもちゃのラインナップも充実している100円ショップの「ダイソー」で気になる商品を発見した。バルーンアート(税込110円)である。バルーン10本にポンプと作り方説明書が付いており、この商品ひとつだけですぐに大道芸人のようなバルーンアートが作れるらしい。購入して実際に作ってみることにした。

バルーンアートの王道の犬から

バルーンアート

バルーンアート

 説明書を開くと、犬、うさぎ、白鳥、サーベル……などさまざまなバルーンアートの作り方が載せられている。まずはいちばんの王道である犬から作ってみることにした。
説明書

ポンプと作り方説明書も付いている

 バルーンの口元をポンプの先に差し込んでシュコシュコと空気を送り込んでいくと、口元のほうから膨らんでいく。
ポンプ

ポンプでバルーンを膨らませる

 説明書によると、犬を作るときはバルーンの先端を16センチほど膨らませずに残すとのこと。これが空気の逃げ場になるらしい。口元を結んだら、その結び目のあるほうから顔6センチと耳7センチを2個、計3個を捻る。そして2個の耳を山なりに折ったらその根本でまたぐるりと捻る。これで頭部は完成である。

ボン、ボン、ボンという音を立てて…

 次に胴体に取りかかろうとしたときだった。ボン、ボン、ボンという音を立ててすべての捻れが解け、元の1本の真っ直ぐなバルーンに戻ってしまった。  捻り方が弱かったのだろうか。バルーンが割れてしまいそうで怖いのだが、恐る恐る、さっきよりも少しだけ捻り方を強くして作りなおした。  そしてなんとか後足まで辿り着いたのだが、バルーンの尺がまったく足りない。バルーンを捻ることによって膨らんでいない部分にも空気が送られて多少長くなるとのことだったのだが、実際には長さはほとんど変わらなかったのである。仕方ないので、残りわずかな尺で強引に後足と尾を作って完成させた。
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犬というよりねずみ?
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バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。

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