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ダイソーの「ちびっこが喜ぶ」100円バルーンアートが面白い。まるで大道芸人の気分に

ちびっこにプレゼントしたら大喜びのはず

蛇

 そして完成。なにかと結合しそうな丸みを帯びた頭部に水中での推進力が高そうな細くしなやかな尾。その姿は蛇というよりもまるで……。いや、これがアレに見えてしまうのは僕の心が歪んでいるせいだ。ピュアな心で見れば、これは完全に蛇である。ちびっこにプレゼントしたらきっと大喜びされるだろう。

バルーンを捻るときは思い切り大胆に

キリン

キリン

 
白鳥

白鳥

 続けてキリンや白鳥などを作っていると、徐々にコツが掴めてきた。まず、バルーンを膨らませるときに空気の逃げ場として残す部分は1〜2センチくらいで十分ということ。そして膨らませたらそこから少し空気を抜くこと。パンパンの状態よりもそのほうがだいぶ捻りやすくなるのだ。  そして最後に、これがいちばん重要なのだが、バルーンを捻るときは思い切り大胆にということである。ギュルギュルギュルと何回も捻ったり、ぐいーッと強く引っ張ったりしても意外とバルーンは割れない。大丈夫かな、割れないかな……なんてビクビクする必要はまったくないのだ。  以上のことを踏まえて、僕が最後に作ったのはうさぎである。これはもうプロの大道芸人が作ったのか見紛うほどの出来栄えと言ってもいいのではないか。
うさぎ

うさぎ

 作れば作るほど上達していき、楽しさも増していく。バルーンアートは男の暇潰しとしてかなりおすすめと言えるかもしれない。まあ、プレゼントする相手がいなければ、最後はただ捨てるだけなのだが……。 <取材・文/小林ていじ>
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。
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