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ガンコ親父のラーメン店、相次ぐクレームに店主は… ――仰天ニュース・ベスト5

 新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が21日の期限で全面解除される。そこで日刊SPA!ではコロナ前の飲食店で繰り広げられた面白エピソードのベスト5を発表。反響の大きかった記事の中から厳選した、信じられない仰天の第2位は、こちら!(初公開2020年05月31日 集計期間は2019年1月~2021年12月まで)  *  *  *  飲食店で料理や店内を撮影するお客の姿をよく目にするが、なかには「撮影禁止!」なんて注意書きの紙が貼られているお店もある。  その理由については、「シャッター音やフラッシュがほかのお客の邪魔になる」「ネット上にアップされると料理をマネされる可能性がある」「一見のお客が増え、常連さんがくつろげなくなる」などさまざまだが、当然撮影がダメなのでSNSや口コミサイトなどに画像を投稿するのもNGだったりする。

マンションの外観を撮影していたら…

撮影

写真はイメージです(以下同じ)

 そのため、店側とお客との撮影をめぐるトラブルは後を絶たない。不動産会社で働く橘瑛二さん(仮名・34歳)もラーメン店の店主から「あのさぁ、ウチは撮影禁止だからやめてもらえる?」と不機嫌そうな口調で注意されたことがあると話す。 「誤解しないでほしいのですが、そもそも私はお客としてそのラーメン屋に食べに行ったわけでもなく、お店にも入っていないんです。ウチの不動産会社で仲介している部屋があるマンションの外観を撮影していただけ。その1階にたまたまラーメン屋があって、それで勘違いされてしまったんです」  事情を説明すれば済みそうな気もするが、店主はその場しのぎのウソだと思ったのか信じようとしなかった。それどころか「だ・か・ら~、さっきから撮るんじゃねぇって何度も言ってんだろ!!」と怒鳴られたそうだ。 「いくら話しても埒が明かないと思って名刺を渡しました。そのうえで改めて説明したらやっと理解してもらえましたが、勘違いしたことの謝罪は一切なく、それどころか『なんだ。だったら最初に言ってくれよ』って。その言い草に私もついカチンと来てしまい、こちらが何度も説明してもウソつき呼ばわりしましたよね、と言い返してしまったんです」

近隣住民からの苦情も無視していた

 すると、この一言に店主は「疑われるようなマネしてんのが悪いんだろ!」と激昂。だが、ここで「どうかされましたか?」と1人の老紳士が現れる。ラーメン店が入るマンションのオーナーだ。 「『相談したいことがある』と言われ、マンションの前で待ち合わせしていたんです。いいタイミングで来てくれたので助かりました」  トラブルになったいきさつをオーナーに話すと、店主も面識があったらしく渋々といった態度で謝罪。橘さんもそれを受け入れ、その場は収まったという。  ただし、このラーメン店をめぐっては、オープン当初から同じマンションや近隣住民からの苦情が多く、苦情が絶えなかったそうだ。 豚骨ラーメン 「ニオイです。スープに使う豚骨の臭いが漏れて上の階や近所に充満していたんです。確かに、お店の周辺はちょっと豚骨臭があって、これを毎日嗅がされるのはキツいでしょうね。苦情はマンションの管理業務を請け負う専門の管理会社が窓口になっていますが、ウチで契約した方からはこっちにも『なんとかしてほしい!』ってクレームが入っていたので」
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客が入らず、ひっそりと閉店
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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